冬物衣類の洗い方~ニット編~

冬に大活躍するニットは、洗濯機で洗うべきか、それとも手洗いなのか判断に迷っている人も多いのではないでしょうか。最近ではウォッシャブルニットや、洗えるウールが販売され、自宅で洗える冬物衣類も増えています。ここでは、冬の定番アイテムの一つニットについて、洗う時の注意点や必要なもの、そして洗濯機または、手で洗う方法について解説します。

洗えるウール・ウォッシャブルニットとは

洗えるウールとは、別名ウォッシャブルニットとも呼ばれ、洗っても縮まない特別な繊維を使用して作られています。

通常のニットは洗濯をすると繊維が絡まり生地が縮んでしまいますが、洗えるウールは、縮まないよう防縮加工が施されています。

洗えるウールの見分け方は、商品のタグに記載されているのでチェックしてみましょう。

ニットはコインランドリーで洗えるの?

洗えるウールは、自宅で洗濯が可能ですが、ウールやカシミアを素材とした動物繊維などは素材によって自宅での洗濯ができないものもあります。

洗濯表示にクリーニングのマークが記載されているものは、コインランドリーでは洗えません。

これは、水ではなく専用の油性洗剤を使用して仕上げるため、素材に適した洗い方ができないためです。

特にニットは、自宅での洗い方によって縮んでしまう他、干し方が悪いと伸びてしまうので、洗濯表示を見て、素材に合った洗い方をするようにしましょう。

ニットを洗濯機で洗う時の注意点

ニットを洗濯機で洗う時の注意点は以下の4つです。これは、洗えるウールにも共通しているのでひとつずつチェックしていきましょう。

  1. 洗い方を間違えると縮んでしまう
  2. 洗濯表示を確認する
  3. 乾燥機はNG
  4. 干し方にもコツがある

洗い方を間違えると縮んでしまう

ニットの洗い方は洗濯機と手洗いの2種類ありますが、判断に迷う時は、手洗いを選びます。これは、洗い方を間違えてしまうと繊維が絡まり縮んでしまうためです。

必ず洗濯表示をチェックし、素材に合わせた洗い方をするようにしましょう。

洗濯表示を確認する

ニットを洗う時には必ず洗濯表示を確認します。ニットを洗う場合、洗い方を確認できるたらいのマークをチェックしましょう。

たらいに手のマークがついている場合、は手洗いを意味し、30・40・50・60は水温を示します。たらいのメークに×印がついているものは、家庭での洗濯はできないため、クリーニングになります。

たらいのマークの下に棒線が1本入っている場合は弱い洗い方を示し、棒線が2本入っている場合は、非常に弱い洗い方を推奨しています。

ニットを洗う際には、たらいと水温、そして棒線が入っているかどうか確認するようにしましょう。

乾燥機はNG

洗濯表示には乾燥機が使えるかどうかの表示がありますが、ニットは高温の熱風で繊維が傷んでしまい、伸び、縮みの原因になってしまうため、乾燥機はNGです。

乾燥機は、時間がない時や、確実に乾かしたい時に便利ですが、ニットの寿命を早めてしまうので洗濯表示をチェックした上で使わないようにしましょう。

干し方にもコツがある

ニットはハンガーを使って干すと肩に跡がついてしまいますし、首回りが伸びてしまう原因にもなってしまいます。

干し方のポイントは、ハンガーを使わないこと。そして直射日光を避けて平らに干すという点です。お風呂の蓋の上に形を整えて干したり、ピンチハンガーの上にかけたり、干す場所を考えて形を整えて干すようにしましょう。

ニットを洗う時に必要なもの

ニットを洗う時に必要なものは、以下の3つです。

  1. おしゃれ着用洗剤
  2. 洗濯ネット
  3. ニットが入る桶

おしゃれ着用洗剤

ニットにはいろいろな素材がありますが、洗浄力が高く生地への負担が少ないおしゃれ儀容洗剤を使って洗います。

おしゃれ着用洗剤の最大の特徴は、繊維の一つ一つに入り込みコーティングしてくれるので、洗浄時の負担が少ないという点です。

通常の洗濯洗剤と比べて少し高めですが、クリーニングに出すよりも自宅で洗えるのでコスパが良いというメリットがあります。

ニットに限らず他の衣類にも活用できるので、1本持っていると重宝します。

また、おしゃれ着用洗剤は、ウールやシルク専用など素材に特化したものも多数販売されています。素材別の専用洗剤は、衣類をきれいに保ち長持ちさせることができるので、持っている素材に合ったものを選ぶようにしましょう。

洗濯ネット

ニットを洗濯機で洗う場合は、洗濯ネットを使用します。

100均で大きさの違う洗濯ネットを何枚か持っていると、サイズに合わせて選ぶことができるので、少し大きめの洗濯ネットを持っていると他の衣類を洗う時にも活用できます。100均に行ったら洗濯ネットコーナーをチェックしてみましょう。

ニットが入る桶

ニットは、手洗いの時には、洗面器サイズの桶が必要になります。また、汚れが目立つ時には予洗いをするため、洗濯機を使用する際にもニットが入るサイズの桶を準備しておきましょう。

洗面器でもOKですし、100均で深さがあるバケツを用意しておくと便利です。

洗濯機が使えるかどうかに限らず、洗濯全般で洗面器や桶は使用するので、大きめのサイズを用意しておきましょう。

ニットを洗濯機で洗う方法

ニットを洗濯機で洗う方法は以下の流れに添って行います。

  1. 汚れをチェックする
  2. 洗濯ネットに入れる
  3. 脱水してから干す

汚れをチェックする

ニットを洗濯する前に、汚れがないか全体を確認します。もし、汚れがあったら汚れている部分を洗濯前に予洗いをします。

予洗いの仕方はというと、洗面器にぬるま湯を入れて汚れている部分を浸し中性洗剤を入れて汚れを繊維から出します。明らかに目立つ汚れは、タオルに中性洗剤を直接つけ、叩いて洗剤を浸透させます。

洗濯ネットに入れる

ニットは裏返しにした上で畳んでネットに入れます。洗濯機に水を溜め、おしゃれ着用洗剤を入れて洗濯液を作り、その中に洗濯ネットを入れて、水流が弱いおしゃれ着コースを選び回します。

おしゃれ着コースは、通常コースよりも水流が弱く優しく洗う他、すすぎの回数が少なく短時間で終了します。

脱水してから干す

おしゃれ着コースでは、あらかじめ脱水が設定されている場合もありますが、細かく設定できる場合は、脱水を短く設定します。

脱水が終わったら形を整えて陰干しをします。

手洗いでニットを洗う方法

洗濯機ではなくニットを手で洗う方法は以下の流れになります。

  1. 洗濯液を作る
  2. 優しく押し洗いをする
  3. 2・3回水ですすぐ
  4. 軽く絞ってバスタオルで水分を取る
  5. 形を整えて干す

洗濯液を作る

ニットが入るサイズの桶に、水またはぬるま湯を用意し、おしゃれ着用の洗剤を入れて洗濯液を作ります。

あらかじめ洗濯液を作ることで、洗剤をニット全体にむらなく浸すためです。

優しく押し洗いをする

洗剤液の中にニットを入れたら、優しく押し洗いをします。ニットに洗剤液がいきわたったら、両手を広げてニットの上から優しく押して沈めます。ニットが浮いてくるのを待って、もう一度ニットを優しく押して全体に洗剤液が伝わるように洗います。

この時、汚れを見つけてもこすったりせず、優しく押すのがポイント!5分以内を目安に2~3回繰り返したら次はすすぎ洗いです。

2・3回水ですすぐ

ニットを取り出し、軽く絞ったら押し洗いと同様、指を広げて優しく上から押し、浮いてきたら再度優しく押すというのを繰り返します。

すすぎ洗いは、2回程度で十分です。

軽く絞ってバスタオルで水分を取る

すすぎ洗いが終わったら、軽く絞って洗濯機で脱水します。この時、時間を短くするのがポイントです。

時間は30秒程度で取り出し、バスタオルなどの厚めのタオルではさみ、形をくずさないように意識しながら水分を取ります。

形を整えて干す

タオルで水分を吸収したら、ハンガーは使わず形を整えて平干しをして乾かします。

ハンガーは使わず、肩と首回りが伸びないように干すことを意識します。

ニットを洗う冬の時期は、太陽が沈むのも早いため、早めに洗濯をして乾かさなければいけません。なるべく風通しの良い場所を選んで乾かすようにしましょう。

まとめ

ニットの洗い方には、洗濯機を使う方法と手洗いの2種類があります。どちらがベストなのかは洗濯表示に記載されています。素材によって洗濯方法が異なるので、必ず洗濯表示を確認して適した洗い方で洗うようにしましょう。干して乾かすまでを意識するのがポイントです。ぜひ参考にしてみてください。

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