レジ袋の有料化に伴い、買い物にはエコバッグを使う機会が増えました。しかし、持ち手に袋の内側、そして外側も意外と汚れが目立つもの。どれくらいの頻度でどうやって洗ったらいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、エコバッグを洗う頻度と洗い方について、洗濯機と手洗いに分けて解説します。
Contents
エコバックを洗う頻度
エコバッグを洗う頻度は、使っている回数によっても異なりますが、週に1回は洗った方が良いでしょう。
これは、食品を入れて水分が漏れてしまうケースや、水分にほこりが付いてしまうためです。
エコバッグといっても、食品以外でも衣類や、日用雑貨などで使う場合もあるので、食品を入れるものは特にこまめにお手入れが必要です。
エコバックは洗濯機で洗えるの?
エコバッグは、ナイロンやポリエステル、コットンや不織布などいろいろな素材が使用されています。
洗濯機で洗えるかどうかは、使っている素材によって異なるため、どんな素材で作られているのか確認が必要です。
では、具体的にどんな素材が洗濯機で洗えるのでしょうか。
洗濯機で洗える素材と洗えない素材
エコバッグが洗えるかどうかは、タグについている洗濯表示を確認します。洗濯表示のたらいのマークを見て、×印が付いている場合は、洗濯機も手洗いも不可。
手のマークがついているものは、手洗いになります。
また、内側にアルミの素材を用いたものや、色落ちが心配なものは、洗濯機で洗わず手洗いするのがベスト!洋服と同じように、衣類と同じ素材であれば洗濯機での洗濯が可能ですが、迷う場合は手洗いで汚れを落とすようにしましょう。
エコバッグを洗濯機で洗う方法
エコバッグは洗濯機で洗えるものと手洗いをするものがあります。洗濯機で洗えるものは以下のようにお手入れをします。
- 洗濯表示を確認する
- 洗濯ネットに入れる
- しわを伸ばして干す
洗濯表示を確認する
エコバッグについている洗濯表示を確認し、家庭洗濯を表すたらいのマークに×印が付いていなければ洗濯機が使用可能です。
家庭洗濯を示すたらいのメークに×印が付いている場合は手洗いになるため、必ず確認するようにしましょう。
洗濯表示がついていない場合は、素材を確認し、コットンや不織布、ナイロンやポリエステルなら洗濯機での洗濯がOK!
判断に迷う場合は、洗濯機は使用せず手洗いをするようにしましょう。洗濯表示の確認方法については以下の記事をご覧ください。
洗濯ネットに入れる
洗濯機で洗えるなら、衣類と一緒に洗濯機の中に入れたい所ですが、衣類と絡まらないようエコバッグは洗濯ネットに入れるのがポイントです!
エコバッグをまとめて洗う場合も、洗濯ネットは1枚につき1つが原則なので、洗う枚数分の洗濯ネットが必要になります。
洗濯ネットについてはこちらの記事もご覧ください。
しわを伸ばして干す
洗濯ネットに入れて洗濯したら、脱水をして干します。この時、素材によってはシワがついている場合もあるので、しわを伸ばして干します。
ピンチハンガーを使って風が通るように隙間を開けて干します。そして両手で優しくしわを伸ばして干しましょう。
干す時には、裏返して干す、そしてしわを伸ばすのがポイントです。
エコバッグを手洗いする方法
ビニールを使ったものや、保冷効果があるポリウレタンを使っているものは、洗濯機で洗うことができません。そのため素材によっては手洗いをする必要があります。
エコバッグの洗濯表示を見て、たらいのマークに×印がついているものは手洗いをします。
エコバッグを手洗いする方法は以下のような流れになります。
- 洗濯液を作る
- エコバッグを入れて優しく押し洗い
- きれいな水ですすぐ
- タオルで水気を拭き取ったら形を整えて干す
洗濯液を作る
まずは、たらいやバケツに40℃のぬるま湯を溜め、中性洗剤、もしくはおしゃれ着用の洗剤を入れて混ぜ、洗濯液を作ります。
最初に洗剤を良く溶かしておくのがポイントとなります。
エコバッグを入れて優しく押し洗い
作った洗濯液にエコバッグを浸し、上から優しく押し洗いをします。
押し洗いの目安は10回から20回程度。汚れの状態を確認しながら、回数を調整しながら洗います。
きれいな水ですすぐ
エコバッグを優しく押し洗いしたら、次はきれいな水ですすぎます。同じようにたらいにぬるま湯を入れ、上から押して洗剤を流していきます。
押し洗いと同様10回程繰り返し、2回程水を変えて泡が出なくなったらOKです。
タオルで水気を拭き取ったら形を整えて干す
すすぎが終わったら、エコバッグにはたくさんの水分がついています。厚手のタオルで包み込み上から優しく押して水気を拭き取ります。
洗濯機で脱水をしたい所ですが、脱水をかけると形が崩れてしまう可能性があるので、最後まで気を抜かずに丁寧に水分を拭き取りましょう。
水分を拭き取ったら、ピンチハンガーに裏返して干します。この時、空気に触れるように、幅を取って干すのがポイントです。
干したら、両手でエコバッグを抑え、形を整えて干します。
手洗いといってもそんなに難しい作業ではないので、一度覚えて定期的に洗う習慣をつけるようにしましょう。
エコバッグのお手入れの仕方
エコバッグは毎日使うものなので、意外と汚れてしまうもの。そこで、毎日のお手入れ方法について見ていきましょう。
- 用途によって使い分ける
- 使ったら干し袋の中の水分を乾かす
- 除菌消臭スプレーをかけて乾かす
用途によって使い分ける
エコバッグといっても、食料品に衣類、生活雑貨など入れるものが違います。しかし、全部同じエコバッグを使っているという人も多いのではないでしょうか。
エコバッグを使用するとどうしても食品や、生活雑貨の臭いが移るので、用途に応じて使い分ける必要があります。
食料品用なら、大きなまち付きが便利ですし、折り畳みが可能なコンパクトタイプなら予定外の買い物に重宝します。
肩掛けタイプのトートバッグや、少量でも入るレジ袋タイプなど、いろいろな種類があるので、食品用とそれ以外で使用するものを分けて使うようにしましょう。
使ったら干し袋の中の水分を乾かす
食料品用にエコバッグを使っている場合、袋の中に冷蔵品の冷気がこもり水分が残ってしまうことがあります。
そのままにしておくとカビが生えてしまう原因になるので、使ったら干して中の水分を乾かします。
食料品を出したら、洗濯ばさみに止めて乾かしてもいいですし、リビングの椅子にひっかけて乾かすのもOK!
使ったら毎回乾かすことを考え、手軽に干せる場所を見つけておくと便利です。
除菌消臭スプレーをかけて乾かす
エコバッグは持ち手や外側、そして内側にも汚れがつきます。毎日洗いたい所ですが、難しい場合は週に1回は洗いたいもの。
もっと清潔に保ちたいなら、使ったら除菌スプレーをかけて、乾かすと見えない汚れにも安心です。
帰宅したら、除菌スプレーをかけて乾かすことを習慣化してみてください。
まとめ
エコバッグには洗濯機で洗えるものと洗えないものがあります。それを判断するのが洗濯表示です。「洗濯表示ってどうやって見たらいいの?」という素朴な質問や、タオルの洗い方やシーツの干し方など、意外と洗濯に関する悩みは多いもの。
せんたくひつじでは、洗濯にまつわるコラムも配信していますので、ぜひ他の記事もチェックしてみてください。
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