お気に入りのTシャツを長持ちさせる洗い方

夏場は必須アイテムの一つとなるTシャツですが、着る機会が増えれば増えるほど、洗濯の頻度も多くなり、洗濯によるダメージが気になるという人も多いのではないでしょうか。そこで、お気に入りのTシャツを長持ちさせる洗い方について解説します。Tシャツはオールシーズン着回しができるので、洗い方のコツを覚えておくと誰かに話したくなるかもしれません。早速みていきましょう。 

Tシャツを洗う頻度

Tシャツを洗う頻度ですが、直接肌に触れるものなので毎回洗うのが理想です。ただし、汗をかきにくい秋や冬は、活動量に応じて消臭スプレーや除菌スプレーを活用すれば2日に1回でも良いでしょう。

夏は着用したら毎回洗う理由は、大量にかくためです。Tシャツの生地が汗を吸収するので、繊維の奥に汚れがついてしまいます。買い物に行く時だけ着替えたという場合でも、見えない汗がついていますので、必ず洗濯するようにしましょう。

汗で汚れた衣類の洗い方についてはこちらの記事もご欄ください。

夏の洗濯お悩みNO.1!汗で汚れた衣類の洗濯方法について

Tシャツは洗濯機それとも手洗い?

Tシャツを洗濯機で洗っている人も多いかもしれませんが、実は素材によって洗濯機で洗えるものと、手洗いが良いものと素材によって判断しなければいけません。

洗濯機か手洗いかを判断するのが、Tシャツについている洗濯表示です。

洗濯表示を見て、家庭洗濯がOKかどうかは、たらいのマークを確認します。×印がついていなければ洗濯機で洗濯が可能。

しかし、たらいに手が入っているマークがあったら、手洗いが推奨されています。Tシャツは洗濯機で洗っていたという人も、洗濯表示を見て正しい洗濯方法を確認しましょう。

洗濯表示の見方についてはこちらをご覧ください。

洗濯表示の見方と表示別おすすめの洗濯方法

Tシャツを長持ちさせる洗い方

普段着としてヘビロテできるTシャツですが、中には思い出や愛着があって長く着たいと思うものもあるのではないでしょうか。そんな生活に密着しているTシャツを長持ちさせる洗い方は以下の7つです。一度覚えてしまえば、習慣化できるのでひとつずつチェックしていきましょう。

  1. Tシャツに付いている洗濯表示を確認
  2. Tシャツは裏返して洗濯
  3. 洗濯ネットにいれる
  4. 脱水は短時間
  5.  乾燥機は使用しない
  6. 脱水後はシワを伸ばして干す
  7. 太めのハンガーを使って干す

Tシャツに付いている洗濯表示を確認

Tシャツは素材によって、洗濯機で洗えるものと手洗いを推奨するものがあります。必ず洗濯表示のたらいのマークを確認して、×印がついていないかどうかチェックします。

家庭洗濯がOKなら洗濯機での洗濯が可能ですが、いくつか注意点があります。

たらいのマークに手が入っているマークがあったら手洗いになるので、手洗いの方法については後の章で詳しく解説します。

Tシャツは裏返して洗濯

洗濯機で洗う場合、汗がついている内側の汚れを取るため、Tシャツは裏返して洗濯します。

裏返して洗濯をすると、当然、畳む時も戻すと手間がかかります。しかし、Tシャツをきれいに保ち、長持ちさせる手段の一つになるので、ひっくり返して洗う。そして戻して畳むことを習慣化させていきましょう。

洗濯ネットにいれる

Tシャツを裏返したら、そのまま洗濯機には入れず、洗濯ネットに入れます。これは他の衣類と絡まり生地を傷めてしまうのを防ぐためです。

 洗濯ネットに入れるのは、1枚のTシャツです。

大きめの洗濯ネットの場合、他のものも一緒に入れていたという人は、洗濯ネット1枚に付きTシャツ1枚を意識して多めに洗濯ネットを用意しておきましょう。 

100均では、大きさや形が違う洗濯ネットが多く販売されています。

洗濯ネットは、洗濯以外にも細かいおもちゃを整理する収納袋としても活用できますし、野菜の保存や、旅行先での着替えの仕分けなどにも使えて便利!何枚持っていても多いということはありません。

Tシャツを洗濯する時には、裏返した上で洗濯ネットに1枚のTシャツを入れます。

いつもの洗濯よりもいくつかの工程が増えてしまいますが、長持ちさせるためのテクニックなので、ぜひ実践してみてください。

脱水は短時間

洗濯ネットに入れて、ボタンを押す前に、洗濯モードの見直しをします。

通常、洗いと脱水、そしてすすぎと脱水を繰り返す標準コースを選んでいる人も多いのではないでしょうか。

しかし、この脱水時間に着目し、Tシャツを洗う場合は、脱水時間を短めに設定するのがポイントです。これは、脱水時間を短くすることで、Tシャツに余分な力が加わるのを防ぎ、しわをつきにくくするためです。 

Tシャツの脱水時間の目安は2分から3分程度。

もちろん他の衣類も一緒に洗うことになるので、脱水が3分になっているか確認し、時間の調整をしましょう。

乾燥機は使用しない

普段乾燥機を使用している人は、Tシャツも一緒に乾燥機にかけているという人もいるのではないでしょうか。

しかし、Tシャツを乾燥機で乾かすと、熱風により繊維が膨張し、縮んでしまいます。

乾燥機は天気に関係なく使えて便利ですが、長く着たいなら、脱水が終わったら取り出し、自然乾燥で乾かすようにしましょう。

脱水後はシワを伸ばして干す

Tシャツを洗う時には、脱水時間を短くしますが、それでもシワができてしまいます。そこで、干す前にTシャツを両手で持って上からシワを伸ばしていきます。

手をアイロンのように見立てて、上から下になでてあげるとシワを伸ばしてあげることができます。干す前の一工夫ですが、Tシャツを干したら優しくシワを伸ばしてあげましょう。

太めのハンガーを使って干す

最後に、とても大事なポイントです!

Tシャツを干す時、ハンガーを使っている人も多いかもしれませんが、細いハンガーを使っていませんか?

細いハンガーの場合、水分で下に引っ張られ、生地に負担をかけてしまいます。また、肩にハンガーの跡が残ってしまうので太めのハンガーを使うのがポイントです。

肩に負担がかからないよう、丸みを帯びたものでもいいですし、Tシャツが伸びないことを売りにしているハンガーも商品化されています。

ハンガーについてあまり考えていなかった人は、この機会に見直し、Tシャツに優しいハンガーに入れ替えをしましょう。

Tシャツを手で洗う方法

Tシャツは洗濯機で洗えるものと、手洗いをしなければいけないものがあります。Tシャツを手で洗う方法は、以下のような流れになります。

  1.  ぬるま湯を洗面器に入れて中性洗剤もしくはおしゃれ着用の洗剤を溶かす
  2.  Tシャツをゆっくり浸し20分程浸けておく
  3. 上から優しく押し洗いをする
  4. きれいな水に変えて押し洗いをしてすすぐ
  5. 短めに脱水をして干す

手洗いと言っても、洗剤液を作って放置し、その後すすいで干せばOKなので難しくありません。

夏場は汗をかく分、洗濯物の量も増えるので、細かいケアが必要なものに手をかけ、それ以外は大量に洗濯ができるコインランドリーを使うのも家事を時短する裏技です。

せんたくひつじでは、季節に応じてたくさんのお客様がコインランドリーを活用されています。タオルやバスタオルなど、かさばる衣類などは上手にコインランドリーを利用してみましょう。

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まとめ

お気に入りのTシャツは着る頻度が多くなるので、長く着続けるためにはお手入れも必要です。まずは、洗濯表示を確認し、洗濯機が可能かどうか確認し、いつも通りの洗濯ではなく、Tシャツの洗い方について確認しながら、取り入れていってみてください。

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