冬の間お世話になった電気毛布。「電化製品だから洗えない」と思い込んで、そのまま押し入れにしまっていませんか。実は、最近の電気毛布は「丸洗いOK」の製品が多く、コントローラーを外せば自宅の洗濯機で洗える場合があります。一方で、ヒーター線(発熱する電熱線)が入っているぶん、普通の毛布とは違う注意点もあります。この記事では、洗える電気毛布の見分け方、洗濯機・手洗いの手順、ヒーター線を傷めない干し方までを分かりやすく解説します。
洗い始める前に、次の3点を必ず確認しましょう。
洗濯表示のマークの読み方は洗濯表示の見方と表示別おすすめの洗濯方法で詳しく解説しています。
もうひとつ確認したいのが、電気毛布のタイプです。体にかける「掛けタイプ」と、体の下に敷く「敷きタイプ」、そして兼用タイプがあります。敷きタイプは体重がかかるぶんヒーター線への負担が大きく、長年使ったものほど洗濯時の断線リスクが上がります。掛けタイプに比べて汗を吸いやすいのも敷きタイプの特徴で、洗いたい気持ちは強くなりますが、その分だけ慎重に扱う必要があります。
どちらのタイプでも、洗う前に本体を広げてヒーター線の通り道を手で軽くたどり、ごわつきや硬くなった箇所がないかを確認しておくと安心です。
電気毛布がゆったり入る大きめの洗濯ネットは、普通の毛布や敷きパッドにも使えるので、寝具用に1枚あると便利です。
洗濯表示が手洗いのみの場合は、浴槽での押し洗いが基本です。
電気毛布は、しまい方で寿命が変わります。ヒーター線という電気の通り道が中に入っているため、衣類と同じ感覚で扱うと断線の原因になります。
次のようなサインが出たら、洗うより買い替えを検討してください。部分的に温まらない、焦げたようなにおいがする、コードの付け根が変色している、表面の生地が破れて中の線が見えている——こうした状態は発熱や発火につながるおそれがあります。一般的に電気毛布の寿命は5年前後とされており、長年使ったものを無理に洗うと、洗濯がきっかけで故障することもあります。
| 確認する場所 | 問題のないサイン | 買い替えを考えるサイン |
|---|---|---|
| 温まり方 | 全体が均一に温かい | 部分的に冷たい箇所がある |
| コードと接続部 | 変色・ひび割れがない | 変色、被覆の硬化、ぐらつき |
| 表面の生地 | 破れ・ほつれがない | 破れて内部が見える |
| におい | 使用中に異臭がしない | 焦げたようなにおいがする |
電気毛布はデリケートですが、ヒーター線のない普通の毛布や着る毛布は、コインランドリーで丸洗い・高温乾燥までまとめて済ませるのが手軽です。冬支度のタイミングで寝具を一気にきれいにしたい方は、毛布はコインランドリーで洗える?洗い方と料金・時間の目安と冬毛布を準備する時期っていつ?気持ち良く使うための注意点もあわせてご覧ください。
電気毛布は「丸洗いOK」の表示とコントローラーの取り外しを確認できれば、自宅で洗える場合が多くあります。ポイントは、ヒーター線を折らないようゆったり畳む・弱水流で短時間脱水・ねじり絞りと乾燥機は避ける・完全に乾いてから通電する、の4つです。取扱説明書の指示を最優先に、清潔な電気毛布で冬を迎えましょう。
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