冬の間お世話になった電気毛布。「電化製品だから洗えない」と思い込んで、そのまま押し入れにしまっていませんか。実は、最近の電気毛布は「丸洗いOK」の製品が多く、コントローラーを外せば自宅の洗濯機で洗える場合があります。一方で、ヒーター線(発熱する電熱線)が入っているぶん、普通の毛布とは違う注意点もあります。この記事では、洗える電気毛布の見分け方、洗濯機・手洗いの手順、ヒーター線を傷めない干し方までを分かりやすく解説します。
電気毛布は洗える?まず3つのポイントを確認
洗い始める前に、次の3点を必ず確認しましょう。
- 取扱説明書と洗濯表示:「丸洗いOK」「ウォッシャブル」の記載があるか、洗濯機と手洗いのどちらに対応しているかを確認します。この記事の内容より、お使いの製品の取扱説明書の指示を優先してください。
- コントローラーが取り外せるか:電源コードとコントローラーは洗えません。取り外せないタイプは丸洗いできないと考えましょう。
- 本体の状態:生地の破れやヒーター線の折れ・断線が疑われるもの、長年使った古い製品は、洗濯がきっかけで故障につながるおそれがあります。無理に洗わないほうが安心です。
洗濯表示のマークの読み方は洗濯表示の見方と表示別おすすめの洗濯方法で詳しく解説しています。
電気毛布を洗濯機で洗う手順
- コントローラーとコードを取り外す:接続部(コネクタ)に水が入らないよう、キャップが付いている製品は閉じておきます。
- ゆったりと畳んでネットに入れる:ヒーター線を折り曲げないよう、じゃばら状にふんわり畳むのがポイントです。ぎゅっと丸めたり押し込んだりしないようにしましょう。
- 「毛布コース」「手洗いコース」など弱水流で洗う:洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤が安心です。
- 脱水は1分以内の短時間で:長時間の脱水はヒーター線に負担がかかります。
電気毛布がゆったり入る大きめの洗濯ネットは、普通の毛布や敷きパッドにも使えるので、寝具用に1枚あると便利です。
手洗い指定の電気毛布の洗い方
洗濯表示が手洗いのみの場合は、浴槽での押し洗いが基本です。
- 浴槽にぬるま湯を張り、中性洗剤を溶かします。
- ゆったり畳んだ電気毛布を沈め、体重をかけすぎないよう、やさしく押し洗いします。
- 水を替えながら、洗剤が残らないよう2〜3回すすぎます。
- 浴槽のふちに掛けてしばらく水を切ってから干します。ねじって絞るのは、ヒーター線が折れるおそれがあるため厳禁です。
干し方と乾かし方|乾燥機は使わない
- 物干し竿2本に「M字」に掛けるか、平干しにする:重さが一点にかからず、乾きも早くなります。
- 直射日光を避けて陰干しする:生地の傷みや色あせを防ぎます。
- 完全に乾いてから通電する:接続部が濡れたまま電源を入れるのは危険です。数日かけてしっかり乾かし、使う前に低い温度設定で動作を確認しましょう。
- 乾燥機・コインランドリーは使わない:タンブル乾燥(回転式の温風乾燥)は、熱と回転でヒーター線を傷めるおそれがあるため、対応をうたう製品以外では避けましょう。布団乾燥機の使用可否も製品によって異なるため、取扱説明書の確認が必要です。
電気毛布以外の毛布はコインランドリーが手軽
電気毛布はデリケートですが、ヒーター線のない普通の毛布や着る毛布は、コインランドリーで丸洗い・高温乾燥までまとめて済ませるのが手軽です。冬支度のタイミングで寝具を一気にきれいにしたい方は、毛布はコインランドリーで洗える?洗い方と料金・時間の目安と冬毛布を準備する時期っていつ?気持ち良く使うための注意点もあわせてご覧ください。
まとめ
電気毛布は「丸洗いOK」の表示とコントローラーの取り外しを確認できれば、自宅で洗える場合が多くあります。ポイントは、ヒーター線を折らないようゆったり畳む・弱水流で短時間脱水・ねじり絞りと乾燥機は避ける・完全に乾いてから通電する、の4つです。取扱説明書の指示を最優先に、清潔な電気毛布で冬を迎えましょう。
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