暑い日が続きますが、そろそろ10月の衣替えに向けて考えているという人も多いのではないでしょうか。
衣替えというと、気温に合わせて衣類の調整を行いますが、余裕を持って2〜3週間かけて徐々に行うのが理想的です。ここでは、毎日活用しているTシャツのしまい洗いについて、洗濯機で洗う方法とコインランドリーを活用する方法について解説します。
Contents
しまい洗いとは
しまい洗いとは、衣替えをする前にもう一度洗いなおすことです。洗濯したものでも、目には見えない皮脂汚れがついている場合もあり、皮脂汚れは、黄ばみや虫食いの原因になってしまうためです。
一度洗い直すだけで黄ばみの原因を防ぐことができるのです。次のシーズンにきれいな状態をキープするためにも、ひと手間をかけて長期間の収納に備えましょう
しまい洗いをする時期
しまい洗いをする時期は、衣替えをする時期(10月・6月)の2〜3週間前に行います。衣替えとしまい洗いの時期の目安は以下の表をご覧ください。
衣替えの時期の目安 | しまい洗いの時期の目安 | |
夏の衣替え | 6月 | 5月の2週目 |
冬の衣替え | 10月 | 9月の2週目 |
天気や予定を考えると、意外と思うように進められないこともあります。
家族の人数やアイテム数によって洗濯できる量が変わってくるので、上記の表を目安に、しまい洗いの計画をたてるようにしましょう。
しまい洗いの手順
しまい洗いは、通常の洗濯とあまり変わりません。手順としては汚れを落とし、洗濯機で洗い、乾燥し収納するという流れになります。それぞれ注意点があるので一つずつチェックしていきましょう。
汚れを落とす
一度洗濯したものでも、目には見えない皮脂汚れが落ちていない場合もあります。
しっかりと汚れを落とすため、酸素系の漂白剤を使って40℃位のぬるま湯に浸し、10分~15分程度つけおきします。
酸素系の漂白剤は、色柄物の衣類に使えるので、白いTシャツと一緒に洗うことができます。また、消臭効果も期待できるので、まとめて漂白することができるので便利!
酸素系の漂白剤にはオキシクリーンのような粉末タイプと、花王のワイドハイターのような液体タイプがあります。
衣類によっては、漂白剤が使用できないものもあるので、必ず洗濯表示を確認するようにしましょう。
また、明らかに黄ばみがある場合は、クレンジングオイルを直接染み込ませ、40℃位のぬるま湯に浸して軽くすすぎ、洗濯機で洗います。
洗濯機で洗う前の事前準備は、目には見えない汚れを落とす第一段階になるので、とても重要なステップになります。洗濯表示を確認し、衣類にあった洗剤を用意し目には見えない汚れをしっかり落とすことを意識しましょう。
洗濯機で洗う
事前準備として見えない汚れを落としたら、洗濯機に入れて洗います。普段と同じコースで回し、すすぎを1回で設定している人は、2回にして洗剤や汚れをしっかり落とします。
脱水まで終わったら次は乾燥です。
乾燥
水分が残ってしまうと、生乾き臭やカビが繁殖してしまうので、晴れた日にしっかり干して乾かします。乾燥機能付きの洗濯機なら乾燥まですべてお任せできるので乾燥機能を活用しても良いでしょう。
乾燥が終わったら時間を空けずに干すのも重要なポイント!両肩を持って、何回か衣類を振り、しわを伸ばしてから衣類が重ならないように配置するのも上手に乾かすコツになります。
普段何気なくやっていることですが、しまい洗いの時には、意識して干すようにしましょう。
収納
しっかり乾燥できたら、最後はクローゼットに収納します。その際、クローゼットの中は意外と汚れているので、掃除機でゴミやほこりを吸い取り、乾拭きしてから収納します。
念のために除湿剤と防虫剤を設置し、次のシーズンにきれいな状態をキープできるよう収納小物も活用しましょう。
洗濯機での洗い方
Tシャツのしまい洗いは、枚数が多いので洗濯機を使うと便利です。ただし、いくつかの注意点があります。
洗濯槽を除菌する
洗濯機には、ほこりやゴミ、石けんカスなど洗濯槽の裏側に汚れが溜まってしまっています。そのため定期的なお手入れが必要です。
特にこれから衣替えに向けてしまい洗いをするなら、洗濯槽を除菌してきれいにしてから使いましょう。
洗濯槽の除菌の方法は簡単!塩素系のクリーナーを洗濯機に入れて5分ほど放置してから回します。標準コースで回し、ふたを開けてしっかり乾燥させたら準備OKです。
メーカーにより使い方は異なるので、自宅の洗濯機に合う除菌剤を選ぶようにしましょう。
お風呂の残り湯はNG
洗濯機にお風呂の残り湯を活用している人も多いかもしれませんが、残り湯には皮脂や脂などが含まれています。
しまい洗いは長期間収納をすることが前提なので、残り湯は使わず水道水を使って洗濯するようにしましょう。
コインランドリーをおすすめする理由
しまい洗いは、事前に汚れを落とさなければいけない他、家族の人数分を考えると何回か回さなければいけません。時間と手間がかかるので、コインランドリーを活用する人も増えています。
これは、コインランドリーには家庭用の洗濯機では得られない大きなメリットがあるためです。ポイントは2つ!家庭用の洗濯機と比較しながら見ていきましょう。
高温で除菌できる
自宅で乾燥させる場合、乾燥機または天日干しになります。乾燥機で乾かすこともできますが、洗濯から乾燥までの時間はというと、家庭用の6㎏で約2時間〜3時間程度かかってしまいます。
これを何回か回すとなると一日がかりになってしまうのが難点。
天日干しの場合、天気予報をチェックしなければいけませんし、気温や湿度によっては乾かないことも。しかし、コインランドリーなら70℃の高温で乾燥させるため、除菌できるというメリットがあるのです。
コインランドリーなら、家庭用で一人3枚のTシャツを4人分回すとしても、6kgの倍の12kg、3倍の18kgもあるので、まとめて洗濯することができます。
しかも、1回で洗濯でき、乾燥も含めて60分〜80分で終了します。天気や時間を気にせず一回で終わらせるなら、コインランドリーを使わない手はありません。
しわになりにくい
コインランドリーは、70℃の高温で空気を入れて乾燥させ、衣類と衣類の間に隙間ができ、しわを伸ばしてくれるという特徴もあります。
Tシャツは、物干しにかけて伸ばして干すとしわになりにくいですが、場所や手間を考えるとハンガーにかけて干すという人も。しかし、ハンガーにかけて干すとどうしても縦じわができてしまいます。
コインランドリーなら、高温で除菌してくれる他、しわになりにくく、ふんわり仕上がるのできれいな状態で収納することができます。
干し方を考えなくても乾かすことができ、なおかつ時短でしわになりにくいというのが、コインランドリーを使うメリットです。次の衣替えが楽しみになるよう、コインランドリーを一度活用してみましょう。
コインランドリーならせんたくひつじ
しまい洗いでコインランドリーを使うなら、せんたくひつじがおすすめです!
せんたくひつじは、大阪府、兵庫県、和歌山県内で大型のコインランドリーを運営しています。せんたくひつじなら、ホームページの店舗一覧から各店舗の洗濯機の空き状況を確認できるので、洗濯物を持って行っても埋まっていて使えないということがありません。
コインランドリーを回している間は、無料のWfiとエアコン完備なので、待っている間のスキマ時間を有効に活用できます。
お近くの店舗はこちらから検索してみてください。
まとめ
Tシャツのしまい洗いは、もう一度洗うかどうかで、次のシーズンの衣替えが楽になります。お気に入りの衣類を長持ちさせるためにも、コインランドリーを活用してしっかり除菌した状態で次の衣替えを迎えましょう。
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