梅雨の部屋干し。生乾き臭をつけず早く乾かすコツ6つ

毎年やってくる梅雨の時期は、洗濯物が乾きにくくなり、なんとか早く乾かしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、梅雨の部屋干しについて、生乾き臭をつけず早く乾かすコツについて解説します。

梅雨の時期の部屋干しあるある

梅雨には梅雨入りと梅雨明けがあり、エリアによって異なりますが、早い所で5月末から梅雨入りとなり、7月の中旬位まで続きます。

約1ヶ月半続く梅雨の時期は洗濯物に関する悩みが多い時期になり、特に部屋干しに関する悩みは以下のようなものがあります。

  1. 洗濯物を干す場所がない
  2. 洗濯物が乾かない
  3. 乾きムラが出てしまう
  4. 生乾き臭がする
  5.  部屋全体が湿気で不快指数が高い

洗濯物を干す場所がない

晴れていればベランダに干すことができますが、梅雨の時期は部屋干しがメインになるので、干す場所が極端に限られてしまいます。

折り畳み可能な洗濯物干しもありますが、広げて干すとなると、場所を取るので、カーテンレールなどに干してしのいでいる人も多いのではないでしょうか。

部屋干しは干す場所は限られますが、洗濯物が乾く条件を考えるとリビングの中央や、換気扇がついている洗面所などに干すこともできます。

毎年梅雨の時期に干す場所がないと悩んでいる人も、今年は発想を変えて干す場所を変えてみましょう。

洗濯物が乾かない

洗濯物は40%以下になると乾きやすくなりますが、梅雨は湿度が80%以上になることもあるため乾きづらくなってしまいます。季節柄湿気が高くなる上、さらに部屋干しをするため、湿度は1年の中でもマックスに!

しかし、湿度を40%以下にすると乾くということも分かっているので、工夫次第では十分乾かすことも可能なのです。

つまり、キーワードは湿度。今年は湿度計をチェックして40%以下になるように工夫してみましょう。どうやって湿度を下げるかは後の梅雨の時期に洗濯物を早く乾かすコツで具体的に解説します。

乾きムラが出てしまう

ベランダや外に干すことができれば、洗濯物同士の間隔を空けて干すことができるのですが、室内干しだと干す場所がない上、十分に間隔を取ることができず乾きムラができてしまいます。

「乾いた」と思って畳み始めると、なんとなく湿り気が残っていることも少なくありません。

今年は乾かし方のコツを抑えて、効率よく洗濯物を乾かし家事のストレスを減らしてみませんか?乾きムラをなくすためにも、乾きやすい干し方を意識するようにしましょう。

生乾き臭がする

洗濯物は乾いているけれど、なんとなく生乾き臭が残っているという経験がある人も多いのではないでしょうか。

生乾きの状態が長ければ長いほど菌が繁殖してしまい、独特の嫌な臭いが洗濯物に残ってしまいます。 

その雑菌の正体は「モラクセラ菌」と言って室温20℃以上、湿度60%以上になると増殖してしまいます。あえて臭いを例えるなら、雑巾のような臭いで洗濯しても落ちません。

一度ついてしまうと臭いが消えない「モラクセラ菌」ですが、2つ対処法があります。それは、5時間以内に乾かすということと、60℃以上のお湯に20分程つけると死滅するという点です。

お湯を溜めて20分放置するのは、時間がかかってしまうので、5時間以内に乾かすことを意識すると生乾き臭を予防することができるのです。

 部屋全体が湿気で不快指数が高い

ただでさえ、梅雨の時期は湿気が多いのに、水分を含んだ洗濯物を室内に干すと、部屋全体の湿度が上がり、不快指数が非常に高くなってしまいます。

湿気対策にはエアコンの除湿機能を使わない手はありません。しかし、除湿をかけると電気代が心配という人も多いのではないでしょうか。

除湿を利用する場合は、少し高めの28℃に設定し自動運転モードにしておくと、部屋の湿度に応じて自動で調整してくれます。

また、定期的にフィルターを掃除し、無駄な電力を使わないようにすることや、サーキュレーターと併用して使うと一定の温度と湿度を保ってくれます。

エアコンをつけたいけれど、もう少し暑くなるまで我慢していた。という人は、フィルターを掃除して室温を28℃に設定して除湿機能も上手に活用しましょう。

梅雨の時期に洗濯物を乾かすコツ

5月の末から7月の中旬まで約1ヶ月半続く梅雨。この時期だからこそできる早く乾かすコツがあるのをご存じですか?それは以下の5つ。少しでも家事の時短に繋がるようひとつずつチェックしていきましょう。

  1. 乾かす時間は5時間以内
  2. 干す場所を選ぶ
  3. カーテンレールは使用しない
  4. 干し方を工夫する
  5. 防菌効果がある柔軟剤を使用する

 乾かす時間は5時間以内

梅雨の時期の生乾き臭の原因は、「モラクセラ菌」という細菌で、この菌は洗濯物を干した後、5時間後に爆発的に増殖することが分かっています。

つまり、5時間以内に乾かせば細菌の繁殖を防げるのです。

 脱水してから干して5時間以内に乾かすことを考えると、逆算して早めに洗濯して干した方が良いことが分かります。

午前10時に洗濯したら、午後15時までには乾くようにしなければいけません。

今まで洗濯する時間はあまり考えていなかったという人は、5時間以内に乾かすことを意識するようにしましょう。 

干す場所を選ぶ

部屋干しをする際に特に重要なのが、干す場所を選ぶという点です。なんとなく、カーテンレールにかけて干していたという人は、この機会に風が通る場所を見つけて、干す場所を変えてみましょう。 

部屋干しに適しているのは、エアコンがあがるリビングや換気扇が近くにある洗面所、また、部屋の南側は日が当たるので湿気があっても乾きやすい傾向があります。

今年は思い切って、折り畳みが可能な洗濯物ラックを買って、除湿を活用しながらリビングの中央で洗濯物を乾かしてみましょう。

カーテンレールは使用しない

部屋の中で手軽に洗濯物を干せる場所として、カーテンレールを使っているという人も多いのではないでしょうか。折り畳み式の洗濯物干しは、出し入れが面倒ですが、カーテンレールはかけて乾かせるので便利!

しかし、カーテンレールは、洗濯物とカーテンが密着してしまうので、触れている面が乾きにくくなってしまいます。いくら除湿をかけたとしても、乾きムラが出てしまうので、カーテンレールは使わないのがベスト!

今まで干していた場所はリセットして、新しく風が当たる場所や風が通る道を見つけて干す場所を工夫しましょう。

 干し方を工夫する

Tシャツに靴下、下着にタオルなど、洗濯物には素材の違いと形や大きさの違いがあります。この形や素材を把握した上で、早く乾かす干し方を取り入れてみましょう。

早く乾く干し方とは、洗濯物同士の間隔を空け、アルファベットのMやV字のように干すと間に風が入り乾きやすくなります。

また、長いタオルと短いタオルを交互に干す、長短干しや、橋のアーチを見立てたアーチ干しなど、干し方にもいろいろな種類があります。

タオルを例にした室内で干すコツについては以下の記事をご覧ください。

タオルを室内で干す時のコツ。乾かし方のポイントを解説

防菌効果がある柔軟剤を使用する

洗濯物についてしまう生乾き臭は、細菌が繁殖したものなので、除菌効果が含まれている柔軟剤を使用するという方法もあります。

香りもまろやかで、乾いた時の肌触りも良く利用している人も多いのではないでしょうか。しかし、お気に入りの柔軟剤に巡り合えると同じものを通年で使用しているという人も少なくありません。

そこで、梅雨の時期には除菌効果が期待できるものに替えて、生乾き臭対策を行います。

今使っている柔軟剤には、除菌効果が含まれているのかどうか、ラベルの裏を見てチェックしてみましょう。

梅雨の時期は生乾き臭対策にコインランドリーを利用しよう

梅雨の時期の生乾き臭対策は、毎回、対策が必要です。しかし、これが1ヶ月半も続くとなると、非常に負担になります。

そこで、1週間に1度などルールを決めてコインランドリーを活用してみませんか?コインランドリーは、洗濯から乾燥までノンストップで機械がやってくれるので、終わったら持ち帰って畳むだけ。

土日や休みの前の日にまとめてコインランドリーを使う人も増えています。

せんたくひつじでは、24時間365日年中無休なので、時間を気にせず空いた時間を有効活用することができます。

毎日がんばっているからこそ、定期的にリフレッシュできる日を作ってストレスを減らしてみましょう。

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まとめ

毎年必ず訪れる梅雨の時期は、洗濯物をいかに効率よく乾かすかの戦いといっても過言ではありません。今年はそんな家事リストにコインランドリーを加えて、少し家事の負担を減らしてみましょう。

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