夏用の掛け布団はいつ交換するのがベスト?しまい洗いの注意点

 皆さんは、夏用の掛け布団をいつ冬用に交換していますか?気温なのか、それとも肌寒いと感じた時なのか、毎年この時期になるといつ交換したらいいのか判断に迷うものです。

特に気温が下がる秋から冬にかけては、夏用の掛け布団をしまう時期についてタイミングが分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、夏用の掛け布団を交換する時期としまい洗いの注意点について解説します。

夏用の掛け布団をしまう時期

夏用の掛け布団は、冬毛布や布団と違って明確にしまう時期はありません。涼しいと感じるようになったら、毛布などで調整して冬用の布団を出してしまうのが一般的です。 

時期の目安は地域や個人差にもよりますが、9月〜11月位になります。寒い日が続き、冬用の布団に移行したら夏用の掛け布団をしまうようにしましょう。

夏用の掛け布団のしまい洗いとは

夏用の掛け布団のしまい洗いとは、収納する前にもう一度洗い直すことです。布団には汗や皮脂汚れが付いているためきれいな状態にして収納することで、湿気によるダニやカビの繁殖を防ぐことができます。 

また、きれいにしたつもりでも、繊維の奥に皮脂汚れが残っていた場合、黄ばみの原因になるので、収納前の点検の意味も込めてしまい洗いをするようにしましょう。

夏用の掛け布団の種類

夏用の掛け布団には大きく分けて3種類あります。

  1.  タオルケット
  2. 羽毛の掛け布団
  3. 綿の掛け布団

素材によって洗濯方法が変わってくるので、ご自身がどの種類の布団を使用しているのか、確認することが重要です。それぞれの特徴について見ていきましょう。

タオルケット

タオルケットは、夏の寝具の定番のアイテムのひとつ。素材が綿のため吸水性、吸湿性に優れ、洗濯しやすいという特徴があります。

洗いやすいという反面、エアコンが効いた室内では肌寒く感じることもあり、タオルケット1枚だけでは冷えてしまうという人もいます。また、洗濯頻度が高くなるため寿命が短く、買い替えが必要になります。

羽毛の掛け布団

羽毛布団は冬をイメージする人も多いかもしれませんが、夏用の羽毛布団は、吸湿性はもちろん、通気性が良いのでエアコンが効いた室内で冷え防止になります。

しかし、羽毛布団は布団にたまった湿気を干して乾かす必要があり、定期的にメンテナンスをしなければいけません。

綿の掛け布団

夏用の綿の布団は、タオルケットよりも厚く、肌掛け布団とも呼ばれます。通気性と保湿性に優れているため、タオルケットでは薄いという人におすすめです。

柔らかな肌触りが気持ち良く、洗濯機で洗うこともできますが、種類が多いため洗濯表示を確認して、指定された洗濯方法で洗わなければいけません。

夏用の掛け布団には大きく分けて3つの種類がありますが、その他、ガーゼやパイル地、合成繊維にシルクなど素材によってお手入れの仕方が異なります。

自宅で使用している夏用の布団が、どの種類なのかによって、洗い方が変わってくるので、上記を参考に使っている寝具の素材を確認してみましょう。

夏用の掛け布団を洗う時の注意点

夏用の掛け布団を洗濯する際には、以下の3つに注意して洗います。

  1. 洗濯物を干す時間
  2.  計画的に洗濯
  3. しっかり乾かす

洗濯物を干す時間

夏用の掛け布団をしまう時期は、冬用の布団を出す10月〜11月なので、日が沈むのが早くなります。そのため、洗濯物を干す時間が短いため注意が必要です。

日が沈む日の入り時間は地域によって異なりますが、国立天文台が公表している2022年10月の東京の日の入り時間は以下のようになります。

  10月1日 10月15日 10月31日
日の入り 17:26分 17:06分 16:47分

参考:大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台

日の入りとは、太陽が沈む時間なので、この時間よりも前に洗濯ものを取り込まなければいけません。秋から冬にかけては洗濯物を干せる時間が短いことを考えて計画的に洗濯するようにしましょう。

計画的に洗濯

夏用の掛け布団は、日照時間が短いのでしっかり乾かすためには午前中から洗濯するなど、天気を見ながら計画的に行わなければいけません。

ある程度乾かしてから、室内に干すという方法もありますが、干す場所の問題や室内の臭いが移ってしまうことを考えると、洗濯する時間も必然と前倒しにせざるを得ません。 

しっかり乾かす

収納する前のしまい洗いは、次のシーズンに気持ち良く使うための大事なステップなので、しっかり乾かすことがとても重要です。

これは、少しでも湿気が残っていると、クローゼットの中でカビが増殖してしまうためです。

太陽が沈む前にしっかり乾かしたつもりでも、湿気が残っているかどうかは目で見て判断できません。念には念を入れてしっかり乾かしたいという人は、コインランドリーを使って乾燥させましょう。

夏用の掛け布団の洗い方

夏用の掛け布団を洗う方法は以下の流れに沿って進めていきます。

  1. 洗濯表示を確認する
  2. 洗濯・脱水・乾燥

洗濯表示を確認する

夏用の掛け布団は、素材に適した洗い方をする必要があるため、布団についている洗濯表示を確認します。

洗濯表示で確認するポイントは、洗濯機で洗えるかどうかです。洗濯表示は5つの基本記号で示され、家庭洗濯のマークに×印がついていなければ洗濯機を使用できます。

洗濯・脱水・乾燥

夏用の掛け布団の洗い方の基本は、洗濯→脱水→乾燥です。

事前準備として、洗濯機の中に水またはお湯を溜め洗剤を溶かして洗濯液を作っておきます。これは、均等に洗剤をいきわたらせるためです。

布団は、大きな洗濯ネットに入れますが、この時、布団を3つ折りにし丸めて空気を抜きながら入れます。これを洗濯液に入れて通常コースで洗濯します。その後脱水したら物干し竿に空気が入るように干して乾燥させます。

洗濯ネットに入れた布団は、1回の洗濯につき1枚がベストです。そのため、家族の人数分を洗濯する場合、何回も回さなければいけません。

洗濯機を使う以外に浴槽を使って押し洗いをする方法もあります。

洗濯機で洗う時と同じように、水またはお湯を溜め洗剤を入れて洗濯液を作ります。その中に布団を入れて押し洗いをし、2〜3回水を変えてすすぎ洗いをします。

浴槽で洗う場合は、布団に水分が吸収されかなり重くなるため、押し洗いとすすぎ洗いは重労働になります。さらに、水気を切って乾燥させなければいけません。 

洗濯機で洗える場合でも、1回につき1枚しか洗えませんし、浴槽を使って押し洗いをする場合は、布団のすすぎ洗いには負担がかかるので、少しでも負担を減らしたいという人は、仕上がりの満足度が違うコインランドリーがおすすめです。

コインランドリーで乾燥&ダニ対策を

夏用の掛け布団は、冬用に比べて重量は軽いですが、太陽が沈むのが早い時期なので完璧に乾かすのに苦労します。 

日照時間に合わせて布団を取り込み、室内に干して乾くのを待つのは、時間と労力がかかります。同じ労力をかけるなら、コインランドリーに持ち込んで高温の熱風で乾燥させダニ対策を施した上でクローゼットに収納しましょう。

コインランドリーなら、洗濯から乾燥までノンストップでできるコースと、乾燥のみのコースを選ぶことができます。 

家族の人数分の布団を洗う場合は、全自動洗濯乾燥ではなく、洗濯と乾燥で分けて使用します。これは、通常の衣類よりも大きい布団を確実に乾かすためです。

洗濯コースで人数分の布団を洗い、終わったら乾燥機に1枚ずつ入れてセットし回すだけ。これで、日照時間を気にせず完璧に乾かすことができます。

洗濯と干す作業、そして取り込む作業が一気に行えるので、家事の時短ができます。

せんたくひつじでは無料のWi-Fiが完備されているので、待ち時間に動画やSNSをチェックして家事の合間のリラックスタイムを過ごしてみましょう。

まとめ

夏用の掛け布団のしまい洗いのポイントはズバリ!乾燥です。しっかり乾かし次のシーズンに気持ち良く使うためにも、コインランドリーを上手に活用し、家事の時短を実現させましょう。せんたくひつじでは使い方の動画が設置してある他、洗濯機の稼働状況がスマートフォンで確認できるため、買い物の間にお洗濯と乾燥ができます。

せんたくひつじの各店舗は以下をご覧ください。

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