毛布の洗い方|洗濯機の容量の目安と失敗しない干し方

肌寒くなって毛布を出したものの、「去年しまう前に洗ったかどうか思い出せない」ということはありませんか。毛布はコインランドリーに持ち込むものというイメージがありますが、洗濯表示と洗濯機の容量さえ確認すれば、自宅で洗えるものが少なくありません。この記事では、自宅で洗える毛布の見分け方、必要な洗濯機の容量の目安、洗濯機と浴槽それぞれの洗い方、そして中までしっかり乾かす干し方までを解説します。

毛布は自宅で洗える?確認するのは表示と容量の2つ

判断に必要なのは次の2点だけです。

①洗濯表示:毛布のタグにある桶のマークを確認します。桶のマークがあれば水洗いでき、桶に×が付いていれば家庭では洗えません。ポリエステルやアクリルなどの化学繊維の毛布はほとんど洗えますが、ウールやカシミヤなどの天然素材は縮みや風合いの変化が起きる場合があるため、表示に従ってください。マークの読み方は洗濯表示の見方【図解】で解説しています。

②洗濯機の容量:毛布は水を含むと重くなり、容量が足りないと洗いムラが出るだけでなく、洗濯機の故障につながる場合もあります。目安は次のとおりです。

毛布の種類 必要な洗濯機の容量 備考
シングルの薄手(アクリル・ポリエステル) 5〜6kg以上 一般的な家庭用でも対応しやすい
シングルの厚手・2枚合わせ 8〜10kg以上 ドラム式なら7kg以上が目安
ダブルサイズ 10kg以上 入らない場合が多い
毛布2枚をまとめて 15kg以上 家庭用では難しい

畳んだ毛布が洗濯槽の8割以内に収まるかどうかが、現場での判断基準になります。押し込んでようやく入る状態なら、コインランドリーの大型機を使うほうが確実です。洗濯機に「毛布コース」や「大物コース」があれば、それが使えるサイズの目安にもなります。

洗濯機での毛布の洗い方4ステップ

  1. ほこりを払い、目立つ汚れを前処理する:外で軽くはたいてから、シミの部分に洗剤の原液を少量なじませておきます。髪の毛やほこりが多い毛布は、洗う前に粘着ローラーをかけておくと仕上がりが変わります。
  2. じゃばら折りにしてからロール状に巻く:屏風のように折りたたみ、くるくると巻いて洗濯ネットに入れます。こうすると水流が毛布の内側まで届き、洗いムラを防げます。ネットに入れることで、洗濯槽との摩擦による毛羽立ちも抑えられます。
  3. 毛布コースで中性洗剤を使って洗う:水流のやさしいコースを選び、おしゃれ着用の中性洗剤を使うと風合いを守れます。柔軟剤を規定量入れるとふんわり仕上がります。水量は多めに設定してください。
  4. 脱水は短めにする:長時間の脱水はシワと型崩れの原因になります。1〜3分程度で十分です。

おしゃれ着用の中性洗剤は、毛布のほか着る毛布・ニット・フリースなど冬物全般に使えるので、この季節に1本あると重宝します。

洗濯機に入らないときは浴槽で踏み洗い

容量が足りない毛布でも、浴槽を使えば自宅で洗えます。時間はかかりますが、コインランドリーまで運ぶ手間はありません。

  1. 浴槽に毛布が浸かる程度のぬるま湯(30℃前後)を張り、中性洗剤を溶かします。
  2. 毛布を沈めて全体に水を含ませ、素足で踏んでいきます。端から順に、全体をまんべんなく。浴槽は滑りやすいので、手すりや壁に手をついて転倒に注意してください。
  3. 汚れた水を抜き、新しい水を張って再び踏みます。これを泡が出なくなるまで2〜3回繰り返します。すすぎ残しは黄ばみやにおいの原因になるため、ここは省略できません。
  4. 浴槽のふちに掛けて30分〜1時間ほど水を切ります。ねじって絞るのは型崩れの原因になるため避けてください。その後、洗濯機で1分ほど脱水すると干す時間を短縮できます。

毛布の干し方|M字干しで中まで乾かす

毛布洗いで最も多い失敗が「表面は乾いたのに中が湿ったまま」というケースです。生乾きのまま収納すると、においやカビの原因になる場合があります。干し方で結果が大きく変わります。

  • 物干し竿2本にまたがせる「M字干し」:竿2本に毛布を掛けて中央を垂らすと、空気に触れる面積が増えて乾きが早くなります。毛布の干し方としては最も確実な方法です。
  • 竿が1本なら途中で掛け替える:接地している折り目の部分は乾きません。2〜3時間おきに位置をずらしましょう。
  • 風通しのよい日陰を選ぶ:直射日光は素材によって色あせや傷みの原因になる場合があります。晴れて風のある日の日陰が理想的です。
  • 室内干しなら下から風を当てる:天気が悪い日は、サーキュレーターの風を毛布の下から当てると乾燥時間を短縮できます。
  • 取り込む前に中心部を手で触って確認する:外側が乾いていても中心が湿っていることがあります。

乾くまでの時間は、薄手で半日、厚手なら1〜2日が目安です。天気の良い日が2日続くタイミングを狙うと失敗しません。

洗えない毛布・大きくて洗えないときは

ウールやカシミヤの毛布、洗濯表示が水洗い不可のもの、そして自宅では手に負えない大きさの毛布は、無理をせずプロか大型機に任せましょう。

選択肢は2つあります。ひとつはコインランドリーの大型洗濯乾燥機で、洗濯から高温乾燥まで1〜2時間ほどで完了します(毛布はコインランドリーで洗える?洗い方と料金・時間の目安)。もうひとつが宅配クリーニングです。かさばる毛布を運ぶ必要がなく、シーズン終わりならそのまま保管まで任せられます。

カジタク|イオングループの宅配布団・毛布クリーニング

毛布を自宅から送るだけで丸洗いできます。毛布は3枚で1点とカウントされるパック制なので、家族分をまとめて出すほどお得です。最大9か月の保管サービスも利用できます。

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まとめ

毛布は「洗濯表示の桶マーク」と「洗濯機の容量」の2点を確認すれば、自宅で洗えるものが多くあります。じゃばら折りにしてネットに入れ、毛布コースで中性洗剤を使うのが基本。入らない毛布は浴槽で踏み洗いという手もあります。干すときはM字干しで中までしっかり乾かしましょう。洗えない毛布や大きすぎる毛布は、コインランドリーと宅配クリーニングを使い分けるのが現実的です。

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