夏の睡眠をサポートしてくれるアイテムのひとつに、触れると冷たく感じる冷感敷パッドを愛用する人も増えてきました。ひんやり気持ち良さを感じられるので、多くのメーカーから多数の冷感敷パッドが販売されています。
この冷感敷パッドは、普通のシーツと違うのでどうやって洗ったらいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、冷感敷パッドを洗う頻度と、洗濯機と手洗いでの洗い方について解説します。
Contents
冷感敷パッドを洗う時の注意点
通常のシーツが綿なのに対して、冷感敷きパットはナイロンやレーヨンなどの化学繊維が使われています。実際に洗濯表示を見てみると、洗濯機で洗えずお手入れに苦労するというケースも少なくありません。
購入する前か、それとも購入してから洗濯表示を確認するのであれば、購入する前に確認した方が洗濯の効率も変わってきます。
はじめて冷感敷パッドを洗う場合には、洗濯表示を見て、マークに記載された洗い方で洗うようにしましょう。
洗濯機で洗えないものがある
冷感敷パッドは、メーカーによりさまざまな素材が用いられているので、洗濯機で洗ってしまうと冷感の効果が低下してしまう他、素材を傷めてしまう可能性があるため、注意が必要です。
冷感敷パッドは、素材によって洗濯機で洗えるもの、手洗いを推奨するもの、そしてクリーニングが必須のものと3種類に分けられます。
素材が綿に似たようなものであっても、洗濯機で洗えないものもあるため、必ず洗濯表示の確認が必要です。
洗濯表示を確認する
冷感敷パッドにはどんな洗い方をしたら良いのかを示す、洗濯表示が取り付けられています。洗濯表示の見方はというと、洗濯機で洗えるかどうか、それとも手洗いか、クリーニングかをマークで確認します。
たらいのマークに数字が記載されている場合は、その温度で洗濯機での使用が可能。例えば、たらいのマークに30という数字が記載されている場合は、30℃のぬるま湯を使い洗濯機で洗うことができますという意味になります。
たらいのマークに手が入っているものは、手洗いが必要になり、たらいのマークに×印がついているものは、家庭での洗濯は生地を傷めてしまうので、クリーニングの項目を見ます。
冷感敷パッドの場合、キルティングやメッシュ素材、パイル生地などを使用しているため、一見洗濯機でも洗えそうに見えますが、冷感を持続させるためには正しい方法でお手入れをしなければいけません。
まずは、冷感敷パッドについている洗濯表示を確認し、洗濯機で洗えるかどうかチェックしてみましょう。
洗濯表示の見方についてはこちらの記事をご覧ください。
冷感敷きパッドを洗う頻度
冷感敷パッドを洗う頻度ですが、寝ている間にコップ1杯程度の汗をかくと言われています。夏場はエアコンをつけて寝ますが、週に1回は洗うのが理想です。
定期的に洗い忘れがないように、週末や週の最初など、洗う曜日を決めて、洗濯が習慣化するようにしましょう。
冷感敷パッドを洗濯機で洗う方法
冷感敷パッドが洗濯機で洗える場合、洗い方は以下のような流れになります。
- 蛇腹折りにする
- 洗濯ネットに入れる
- 多めの水で洗濯機を回す
- 陰干しでしっかり乾かす
蛇腹折りにする
まずは、冷感敷パッドを蛇腹(じゃばら)に折って小さくします。蛇腹折りとは、蛇のお腹のようにジグザグに折る折り方です。
厳密ではなく、ざっくり蛇腹になっていればOK!この時、肌に触れている面を外側にして折っていくのがポイントです。
洗濯機で洗う場合、シーツやタオルケットなどの大きな洗濯物は、このように小さく畳みます。大きな蛇腹でOKなので、小さくなるように畳むことを意識しましょう。
洗濯ネットに入れる
肌に触れる面を外側にして、蛇腹に折ったら、洗濯ネットに入れます。洗濯ネットに入れる理由は、生地同士が絡まるのを防ぐ他、糸くずなどが付くのを防ぐためです。
下着や靴下用に小さな洗濯ネットは持っている人も多いと思いますが、シーツやタオルケットも洗濯ネットに入れた方が良いので、畳んだ状態で入る少し大きめのサイズを何枚か持っていると洗濯の時に活用できます。
また、洗濯ネットは、1枚につき洗濯物1つが原則なので、入れるものに応じて大きさを変えて使う必要があります。
洗濯ネットは100均でもいろいろなサイズの洗濯ネットが市販されているので、チェックしてみましょう。
多めの水で洗濯機を回す
冷感敷パッドを蛇腹に折って洗濯ネットに入れたら、通常より多めの水を溜めておき、その中にゆっくり沈めます。そして通常の洗濯コースでスイッチオン。
脱水まで終わったら最後のポイント、干す作業です。
陰干しでしっかり乾かす
脱水が終わったら、洗濯ネットから取り出し、しわを伸ばして陰干しでじっくり乾かします。直射日光にあてて乾かしたい所ですが、紫外線の影響で生地が傷んでしまう可能性があるため、直射日光の当たらない場所を選ぶのがポイントです。
風通しが良い場所を選んでしっかり乾かしましょう。
冷感敷パッドを手洗いする方法
洗濯表示で手洗いのマークがついていたら、以下のような流れで冷感敷パッドを手洗いします。手洗いといっても、やり方を覚えてしまえば簡単にできるので、流れをチェックしていきましょう。
- 洗剤液を作る
- 蛇腹に畳んで押し洗いをする
- すすいで脱水
- 風通しの良い場所で乾かす
洗剤液を作る
まずは、冷感敷きパッドを洗う場所として、浴槽にぬるま湯を入れ、洗剤を溶かして洗剤液を作っておきます。
洗濯機で洗う時と同様、多めにぬるま湯を溜めて用意します。
蛇腹に畳んで押し洗いをする
次に、肌に触れる面を外側にしながら、蛇腹に折り畳んでそのまま洗剤液が入った浴槽に静かに沈めていきます。全体に水分が行き渡ったら、足で踏み洗いをします。
洗剤が含まれているので、滑らないように注意が必要です。つかまりながら足で優しく踏み洗いをしましょう。何度か踏み洗いをしたら、次は水を入れ替えてすすぎです。
すすいで脱水
一度冷感敷パッドを足で踏み、水分を抜いて取り出します。洗剤液を流し、きれいなぬるま湯を用意して、冷感敷パッドを同じように沈めます。
泡が出てこなくなるまで、足で優しく踏み洗いをし、足で水分を取ったら最後は脱水です。
風通しの良い場所で乾かす
手洗いで洗った冷感敷パッドは、洗濯機で仕上げの脱水をします。脱水が終わったら、直射日光が当たらず風通しが良い場所を選んで干します。
全体が乾くように、2本の物干し竿にM字にかけるなどして、乾かし方も意識しましょう。
洗濯機OKの冷感敷パッドはコインランドリーで
冷感敷パッドは、週に1回の洗濯が理想ですが、毎週これらの作業をするとなると、定期的にできるかどうか不安に思った人も多いのではないでしょうか。
夏はそれでなくても、汗をかくので洗濯物が多くなる傾向があります。そこで、洗濯表示を見て洗濯機がOKなら、まとめて複数枚を一緒に洗えるコインランドリーを活用しましょう。
まとめ
冷感敷パッドは、夏に活躍するアイテムのひとつ。しかし、定期的にお手入れしないとひんやりした寝具で眠ることができません。夏は洗濯物の量も増える時期なので、コインランドリーを活用して上手に夏の洗濯物を乗りきりましょう。
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