夏に大活躍するタオルケットは、どのくらいの頻度で洗ったらいいのでしょうか。特に夏は、大量の汗をかくので、毎日洗うべきか、それとも週末にまとめ洗いで良いのか判断に迷うもの。ここでは、タオルケットの洗い方と干し方のコツを解説します。
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タオルケットの洗濯頻度
夏場に使うタオルケットは、寝ている間にコップ1杯程度の汗をかくため、できれば毎日洗濯したい所ですが、かさばることや、干す手間を考えると毎日は難しいのが現状です。ご自身のライフスタイルに合わせて、週に1回は洗うようにしましょう。
休みの前の日や、週末に設定すると覚えやすいので、固定で曜日を決めるのがおすすめです。
洗濯機に予約機能があるなら、起きる時間に洗濯が終わるようにセットして、干してから出勤するという方法も。 ただし、寝る前に干すと、湿度が高くなってしまうのでおすすめできません。
タオルケットを洗う時の注意点
タオルケットを洗う時の注意点は3つです。特に3番目の弱い水流で洗うのがポイントになるので、ひとつずつチェックしていきましょう。
- 洗濯表示を見る
- 洗濯ネットに入れる
- 弱水流で優しく洗う
洗濯表示を見る
タオルケットは、ほとんどが綿で作られていますが、レーヨンやポリエステルなどの化学繊維を使用しているものもあるため、洗濯表示を確認してから適した方法で洗います。
洗濯表示は、記号とマークで構成されているので、たらいのマークに数字が入っていれば、家庭での洗濯がOKです。
たらいのマークに×印がついていたら洗濯機も手洗いもできないので、必ず確認するようにしましょう。
洗濯表示の見方はこちらをご覧ください。
洗濯ネットに入れる
タオルケットは、タオル地や綿で作られているので、Yシャツやタオルと同じように洗濯機で洗えますが、洗濯機の中で生地同士がぶつからないように洗濯ネットに入れて洗います。
そのまま洗濯機に入れて洗濯をしていたという人は、洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。
弱水流で優しく洗う
洗濯ネットに入れたら、次はタオルケットを洗う大事なポイント!通常のコースから弱い水流に変えて、優しく洗います。
洗濯は、洗濯物を入れて洗剤を入れて、スイッチを入れるという流れですが、実は素材によって水流も汚れを落とすポイントになるので、次回タオルケットを洗う時には水流を変えて洗うようにしましょう。
タオルケットの洗い方
タオルケットの洗い方は、洗濯ネットに入れて、一番下に入れる、そして多めの水で洗うという3つがポイントになります。
- 畳んで洗濯ネットに入れる
- 洗濯機の一番下に入れる
- 多めの水で洗濯する
畳んで洗濯ネットに入れる
タオルケットの大きさは大小さまざまですが、表と裏を見て汚れている部分を表にして畳みます。
さらに毛玉やほこりがつかないよう、洗濯ネットに入れるのがポイント!
タオルケットを畳んだ状態で入るくらいの洗濯ネットが必要です。洗濯ネットは大きいものを使うとつい他の小物を入れてしまう人も多いかもしれませんが、洗濯ネット1枚に対して入れる洗濯物は1つです。
大きな洗濯ネットは、シーツを洗う時にも活用できるので、大きめの洗濯ネットを家族の人数分用意しておきましょう。
洗濯機の一番下に入れる
タオルケットを洗濯ネットに入れたら、洗濯機の一番下に入れるのがコツです。これは回転盤に近いと洗浄力が高くなるためです。
洗濯機の一番下に入れる裏ワザは、通常の洗濯でも応用できます。特に汚れがひどい靴下や、汗が気になるTシャツなどは洗濯機の一番下に入れるようにすると、汚れ落ちが良くなるのでぜひやってみましょう。
多めの水で洗濯する
タオルケットは汗を吸収しやすい綿やカガーゼなどで作られています。たっぷりの水で洗うことにより、摩擦が減り毛玉がつくのを防ぐ他、汚れが落ちやすくなります。
洗濯機のコースは固定で、スイッチだけを押していた人は、タオルケットを洗う時には水量を多めにして回すようにしましょう。
タオルケットの干し方
タオルケットを洗ったら、全体がむらなく乾くように干します。ポイントになる干し方はアルファベットのM字干しとA字干しです。
M字干し
M字干しとは、物干し竿にタオルケットの両端をかけて真ん中をくぼませ、アルファベットのM字になるように干す干し方です。
この干し方はタオルケット全体に空気が入る干し方なので、干しムラができません。洗濯物を干す場所がたくさんある人におすすめです。
A字干し
マンションのベランダでは、洗濯物を干す場所に限りがあります。そこで、物干しさお1本を使って干すのがA字干しです。
A字干しとは、アルファベットのAのように、物干しさおにハンガーを数本かけてハンガーの両肩にかかるように干します。物干し竿に直接干すより、空気が入りやすくなるので、乾きやすい干し方の一つです。
タオルケットの寿命
タオルケットは使えば使うほど体に馴染み、肌触りが自分好みになっていくものです。そんなタオルケットを何年も愛用している人も多いのではないでしょうか。
タオルケットを交換する寿命の目安は以下の3つとなります。
- 毛玉が目立ってきた
- 臭いや汚れが取れない
- 肌触りがゴワゴワする
毛玉が目立ってきた
まずは外見的な寿命として、毛玉が目立ち始め、取ってもまた毛玉がついてしまう場合はタオルケットの寿命になります。
タオルケットは夏から秋、そして春先など一年を通して活用できるので、意外と他の寝具よりも使用頻度が高いアイテムになります。
毛玉が目立ってきたら、処分するか、最後に雑巾として使用して新しいものに交換しましょう。
臭いや汚れが取れない
洗濯しても、臭いがなんとなく気になるという場合も、タオルケットの寿命かもしれません。
これは生乾き臭の原因となる「モラクセラ菌」や、取り切れていない汚れが臭い戻りとなって表れてしまっているためです。
生乾き臭を取るためには、煮沸消毒または、漂白剤を使わなければいけません。タオルケットを買った時期を思い出し、数年経過しているなら思い切って新しいものを新調しましょう。
生乾き臭についてはこちらの記事もご欄ください。
梅雨の生乾き臭をなんとかしたい!部屋干しで気をつけたい6つのポイント
肌触りがゴワゴワする
タオルケットを長年愛用すると、身体に馴染むという人もいれば、逆にゴワゴワ感を感じる人もいます。
洗濯を繰り返すと、生地も傷んでしまうので、肌触りが悪くなったら変え時です。 お気に入りの寝具は、安眠へのアイテムになるので、思いきって買い替えて新しいタオルケットで眠りにつきましょう。
ダニ対策にはコインランドリーの乾燥機を活用
タオルケットは、日中、日が出ている時には畳まず広げてしっかり乾かすことでダニ対策につながると思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、残念ながらタオルケットについてしまったダニは、洗濯だけでは落とし切れず60℃以上の高温で洗濯しないと、死滅しません。
気づくと、寝ている間に身体をかいていることもあるのでは?それはもしかしたら、タオルケットに潜んでいるダニによる影響かもしれません。
ダニ対策をしたいなら、高温の熱風でダニを吹き飛ばしてくれる、コインランドリーの乾燥機能がおすすめです。
週に1回タオルケットを洗いつつ、月に1回、タオルケットのメンテナンスとしてコインランドリーを活用する人も増えています。
直接肌に触れるものなので、一度使って乾燥後のふんわり感も実感してみましょう。
せんたくひつじでは、24時間265日年中無休でオープンしています。今年の夏から、タオルケットのダニ対策を取り入れてみましょう。
まとめ
タオルケットは生活に密着しているものなので、定期的にお洗濯が必要です。しかし、正しい洗い方やお手入れの仕方が間違っていると、良質な睡眠の妨げになってしまいます。コインランドリーを上手に活用して、ダニ対策をし、睡眠環境を整えましょう。
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