カーペットを自宅できれいにするポイントと洗い方。洗濯機と手洗い編 

カーペットは掃除機でほこりを吸い取っても、細かな汚れや臭いが残ってしまいます。毎日使うものだからこそ、きれいにしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、カーペットを自宅で洗う時にチェックして欲しいポイントと洗濯機を使った洗い方。そして手洗いの方法とカーペットのお手入れの仕方について解説します。 

カーペットを洗う時にチェックするポイント

カーペットはウールにナイロン、ポリエステルにシルクなど使用する素材によって、洗濯方法が変わってきます。 カーペットを洗う時にチェックするポイントは以下の2つです

  1. 洗濯表示
  2. カーペットの大きさ 

特に2つ目の大きさは見落としてしまう人も多いので、ひとつずつチェックしていきましょう。

洗濯表示

カーペットには、洗濯機での洗濯ができるか、できない場合は手洗いかクリーニングかを判断するための洗濯表示がついています。

洗濯表示を見て、家庭での洗濯が可能かどうか必ずチェックしましょう。洗濯表示の見方については以下の記事をご覧ください。 

洗濯表示の見方と表示別おすすめの洗濯方法

カーペットの大きさ

カーペットの大きさは1畳ほどのコンパクトなものから部屋全体に敷くものまでサイズのバリエーションが豊富です。 

家庭用の洗濯機は1人あたり1.5kg+@が目安となり、4人家族なら4人×1.5kg+2kg=8kg~10kg程度の洗濯機を使用しているので、約2畳のものしか洗えません。

3畳以上なら14kg以上の洗濯機を持っていることが条件となります。 

明らかに大きなカーペットは洗濯機に入れることは不可能であり、手洗いでも限界があるので、最初に洗濯表示と畳んだ時の大きさをイメージして、家庭での洗濯ができるか判断するようにしましょう。

カーペットを洗濯機で洗う方法

洗濯機で洗うためには、洗濯表示に家庭洗濯を意味するたらいのマークが記載されていること。そして畳んだ時に洗濯機に入ることが条件となります。

それらを踏まえた上で、カーペットを洗濯機で洗う方法は以下のような流れになります。

  1. 大きな汚れを取る
  2.  蛇腹に折って洗濯ネットに入れる
  3. 毛布コースで洗濯
  4. 陰干しでM字に干す

大きな汚れを取る

まずはカーペット全体を見て大きな汚れがないか確認します。シミを見つけたら油汚れなのか、それとも水性なのかを確認し、ティッシュで取れるものは事前に取り除きます。次に台所用洗剤を薄めて雑巾に染み込ませ、優しく叩いて拭き取ります。

それでも落ちない場合には、スポンジや歯ブラシに変えてやってみましょう。汚れが落ちたら、きれいな雑巾に水を染み込ませ、洗剤を当てた部分を拭きとって予洗いが終了です。

蛇腹に折って洗濯ネットに入れる

下準備が終わったら、カーペットを蛇腹に畳んで洗濯ネットに入れます。洗濯ネットはジャストサイズではなく、大きめのものに入れるのがポイントです。

毛布コースで洗濯

洗濯機に入れたら、いつも通り洗剤を入れて水流が弱い毛布コースやおしゃれ着コースを選び、すすぎと脱水が終わったら干します。

陰干しでM字に干す

カーペットは普段の洗濯物と違い、サイズが大きいので物干し竿を2本使って空気が入るようにM字に干します。この時注意したいのが、日光に当てず陰干しするという点です。

カーペットは直射日光当たると変色してしまう他、生地を傷めてしまう原因になるため、直接日が当たらない場所を見つけて干すようにしましょう。

また、カーペットには表と裏があり裏返しで干して、床に直接触れる面を乾かします。

カーペットを手で洗う方法

洗濯表示に手洗いのマークが記載されていたら、以下の流れに添って洗います。

  1. 浴槽にぬるま湯を溜める
  2. 1時間程度つけ置き
  3.  踏み洗いをする
  4. すすぎ・水切り・脱水・乾燥
  5.  陰干しでM字に干す

浴槽にぬるま湯を溜める

浴槽に40℃程度のぬるま湯を溜め、洗濯用洗剤を混ぜてその中にカーペットを沈めます。この時、水よりもぬるま湯の方が汚れを浮かしやすくできるため、ぬるま湯を使うのがポイントです。

1時間程度つけ置き

カーペット全体に洗剤液が浸ったら1時間ほど放置して付け置き洗いをします。特に汚れが気になる場合は、途中で裏返してみると良いでしょう。

踏み洗いをする

洗剤液につけ置きしたら、浴槽に足を入れて踏み洗いをします。踏めば踏むほど汚れが出てくるので、浴槽の中が真っ黒になるかもしれません。

洗濯機を使う場合も、水流が弱いコースで洗濯するので、踏み洗いをする時も優しく足を上下させて汚れを出すのがポイントです。 

全体に水分と洗剤が行き渡り、踏み洗いができたらお風呂の栓を抜いて水を出します。

すすぎ・水切り・脱水・乾燥

洗濯で使った水を出しながら、カーペットを踏んで余分な水分を出します。そして一度浴槽から出して、足で踏んで水分を出しましょう。

同時進行で、お風呂の栓をしめてきれいなお湯を溜めて、ざっくりと絞ったカーペットを入れて同じように押し洗いをして洗剤を流します。 

何度か繰り返して泡が出てこなくなったら、洗濯機に入れて30秒程度脱水をします。

陰干しでM字に干す

30秒程脱水したら、直射日光が当たらない場所に干します。サイズが大きい場合は物干し竿を2本使ってM字になるように干します。

これは、空気の通り道を作るためです。カーペットを乾かすポイントは、午前中に洗濯をして、乾かす時間を確保することです。

日が沈むのが早くなる冬は、日照時間が短くなるので、計画的に作業する必要があります。また、乾かすのは床に直接触れる裏側なので、裏側を上にして干すことを意識しましょう。

コインランドリーなら洗濯から乾燥までOK

カーペットのお洗濯は、洗濯機と手洗いの2つ以外に、クリーニングとコインランドリーを活用するという方法があります。洗濯機と手洗いは、自宅で行うため時間と労力がかかります。

クリーニングは持ち込めばきれいにしてもらえますが、素材と大きさによって異なるため、大きければ大きいほど値段が高くなります。

コインランドリーなら、大きなカーペットも入るドラム式の全自動洗濯乾燥機が設置されているので、大きさを気にせず洗うことが可能!!

しかも、クリーニングよりもリーズナブルで細かい汚れまで落とすことができるのです。 コインランドリーでカーペットを洗う方法は、というと洗濯表示を見て、洗濯機での洗濯が可能なものならOK!

また、カーペットの重量は1畳で約1kg〜1.2kgなので、大きさに応じて使うコインランドリーの容量を使い分けます。値段は、kg数にもよりますがおよそ1,000円〜1,500円前後で洗濯と乾燥ができてしまいます。

カーペットを確実にきれいにしたい人や、洗濯に時間をかけたくない人はコインランドリーを活用してみましょう。

コインランドリーならせんたくひつじがおすすめ

駐車場完備のせんたくひつじなら、24時間365日営業しており、洗濯機では洗いづらいカーテンやカーペットなどの大きなものまで洗濯が可能!

また清潔で明るい店内では、無料のwifiを完備しているので、お洗濯が終わる時間にリラックススペースとしても活用できます。

せんたくひつじでは、それぞれの店舗の口コミも公開しているので、お近くの店舗を探してぜひ活用してみてください。

カーペットのお手入れの仕方

カーペットを洗濯したら、きれいな状態を長持ちさせるにはどうしたらいいのでしょうか。知っているようで実は知らないカーペットのお手入れ法は以下の3つです。

  1. 掃除機はゆっくり毛を起こしてかける
  2. 粘着ローラーで表面の汚れを取る
  3.  月に一度は水拭き

きれいな状態を長持ちさせるため、お手入れ方法についても一つずつチェックしていきましょう。

掃除機はゆっくり毛を起こしてかける

カーペットのほこりを取るのに便利なのが掃除機です。そんな掃除機のかけ方も毛並みに逆らってかけると効果的です。カーペットと掃除機についているヘッドを密着させて、端からゆっくり毛並みに逆らうように掃除機をかけていきます。

掃除機を往復させている人は、少しスピードを抑えてゆっくり、じっくり掃除機をかけてほこりを吸い取ります。

カーペットのほこりは表だけでなく、裏目にもついています。そこで、表をきれいにしたら裏面も掃除機をかけて両面をきれいにしましょう。

粘着ローラーで表面の汚れを取る

掃除機では取り切れないのが、動物の毛や髪の毛です。これらは、気づいた時にこまめに粘着ローラーで取るしか方法はありません。

粘着ローラーには、ほこりや髪の毛がつくので、どんな種類の汚れがつきやすいのか把握することもできます。

カーペットの近くや、手の届く場所に粘着ローラーを置いておき、気になった時にコロコロかけて掃除を習慣化させましょう。

月に一度は水拭き

カーペットにはほこりや花粉などの小さな汚れの他、生地に臭いがついてしまうこともあります。 

カーペットについてしまった臭いを取るには、中性洗剤を溶かしたお湯に、タオルを浸して洗剤を染み込ませます。

しっかり絞ってから、カーペットを端から順に拭き取っていきます。全面を拭き取ったら、洗剤を拭き取るための水とタオルを用意します。

タオルを浸して絞ってから、もう一度カーペットを拭いて洗剤を拭き取ったら終了です。 タオルで拭き取った後は、カーペットが少し湿っている状態なので、日陰に干して乾燥させます。

定期的に水拭きをすると汚れをため込まずに済みますし、皮脂や脂汚れを好むダニの繁殖を防ぐことができます。月末を目安に作業リストに加えてみましょう。

まとめ

カーペットは、意外とほこりが溜まりやすく、汚れを落とすのも大変です。きれいな状態を保ちたいなら、ぜひコインランドリーを活用して、カーペットのお手入れも生活の一部として取り入れてみましょう。カーペットに座った時に、粘着クリーナーでコロコロする習慣をつけておくと、常にきれいな状態をキープすることができます。ぜひ参考にしてみてください。

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