服についたカビの取り方|白カビ・黒カビ別に解説

久しぶりにクローゼットから出した服に、白い点々や黒い斑点が——。それは衣類に生えたカビかもしれません。カビの生えた服は見た目が悪いだけでなく、そのまま着るのは衛生面でも気になるものです。ただ、カビの種類に合った方法でケアすれば、自宅で落とせる場合も少なくありません。この記事では、服にカビが生える原因、白カビ・黒カビ別の取り方、そしてカビを寄せつけない保管のコツまでを分かりやすく解説します。

服にカビが生える3つの原因

クローゼットや押し入れの中は、カビにとって好条件がそろいやすい場所です。

  • 湿気がこもる:閉め切った収納は空気が動かず、梅雨や夏の湿気がたまりやすくなります。
  • 皮脂や食べこぼしなどの汚れ:一度着た服に残った皮脂や汚れは、カビの栄養源になります。「1回しか着ていないから」とそのまましまうのは危険です。
  • 詰め込みすぎ:衣類同士が密着していると風が通らず、湿気の逃げ場がなくなります。

つまり「湿気・汚れ・風通しの悪さ」の3つがそろうとカビが発生しやすくなります。落とし方とあわせて、この後の保管対策までセットで見直すのがポイントです。

白カビの取り方|表面のカビは払って拭く

白くふわっとした綿ぼこりのようなカビは「白カビ」で、繊維の表面に付いていることが多く、比較的落としやすいタイプです。

  1. 屋外でカビを払い落とす:室内で払うとカビの胞子が舞って別の場所に広がるおそれがあります。ベランダなど屋外で、ブラシやティッシュで払いましょう。
  2. 消毒用エタノールで拭き取る:布にエタノールを含ませ、カビの部分をポンポンとたたくようになじませます。色柄物は色落ちしないか、目立たない部分で試してから行いましょう。
  3. そのまま通常どおり洗濯する:エタノールが乾いたら、洗濯機でいつもどおり洗って仕上げます。

黒カビの取り方|酸素系漂白剤のつけおきが基本

黒い斑点状の「黒カビ」は、繊維の奥に入り込む性質があり、白カビより手ごわい相手です。表面を拭くだけでは落ちないため、酸素系漂白剤のつけおきで対処します。

  1. 洗濯表示で、漂白剤が使えるか・お湯の温度の上限を確認します(洗濯表示の見方と表示別おすすめの洗濯方法)。
  2. 40〜50℃のお湯に粉末タイプの酸素系漂白剤を溶かします。
  3. 衣類を沈めて30分〜1時間つけおきします。
  4. カビの部分を軽くもみ洗いしてから、洗濯機で通常どおり洗います。

塩素系漂白剤はより強力ですが、使えるのは白無地の丈夫な生地に限られ、生地を傷めやすいため、まずは色柄物にも使える酸素系から試すのが安心です。それでも黒い跡が残る場合は、繊維の奥までカビが根を張っており、家庭では落としきれないケースもあります。

粉末タイプの酸素系漂白剤は、カビのほか黄ばみや臭い対策のつけおきにも使える万能選手です。1袋常備しておくと衣替えの季節に重宝します。

カビを防ぐ保管のコツ

カビは「落とす」より「生やさない」ほうがずっと簡単です。次の習慣で予防しましょう。

  • 一度着た服は必ず洗ってからしまう:皮脂汚れを残さないことが最大の予防策です。
  • 完全に乾かしてから収納する:生乾きのまましまうと、湿気を持ち込むことになります。
  • 収納は8割まで:衣類の間に風の通り道を作りましょう。
  • 除湿剤やすのこを活用する:クローゼットの下段や押し入れは特に湿気がたまりやすい場所です。
  • ときどき扉を開けて換気する:晴れた日に空気を入れ替えるだけでも違います。

しまい方の基本は衣替えシーズンの正しい洗濯方法|ポイントと保管のコツで詳しく解説しています。また、部屋のカビはカーテンにも発生しやすいため、気になる方はカーテンのカビを落とす方法とカーテンの洗い方もあわせてご覧ください。

落ちないカビ・大切な服はプロに任せる

スーツやコート、ウールのニットなど自宅で洗いにくい衣類のカビや、つけおきでも残ってしまった黒カビは、無理を重ねると生地を傷めるだけになってしまう場合があります。あきらめて処分する前に、クリーニングでカビの相談をしてみる価値はあります。宅配クリーニングなら、かさばる衣類も自宅から送るだけで完結します。

プラスキューブ|職人が1点ずつ手仕上げする宅配クリーニング

スーツやブランド服など、自宅で洗えない衣類のクリーニングに定評のあるサービスです。カビが心配な大切な服は、生地を傷める前にプロに任せるのが安心です。

プラスキューブの公式サイトを見る

まとめ

服のカビは、白カビなら「屋外で払ってエタノール拭き→洗濯」、黒カビなら「酸素系漂白剤の40〜50℃つけおき」が基本です。落とした後は、洗ってからしまう・完全に乾かす・詰め込まないの3つでカビの再発を防ぎましょう。クローゼットの湿気対策まで含めて、カビの生えない収納環境を整えることが何よりの近道です。

※本記事にはプロモーションが含まれます。Amazonのアソシエイトとして、せんたくひつじは適格販売により収入を得ています。

関連記事