冬用の布団は、出すタイミングが難しく、数日前までちょうど良かったのに、寒くて夜中に起きてしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。秋から冬へと季節が移る中、冬布団を出すタイミングが遅れてしまうと風邪をひいてしまいます。そこで、冬布団の準備について、冬布団を出す時期や注意点について解説します。
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冬布団を出す時期
冬用の布団は、冬ではなく秋口から使用して室温に応じて枚数を調整していきます。
冬布団を出す時期はというと、布団メーカーの大手、西川株式会社は、室温が25℃以下になったら布団の衣替えをするタイミングだと紹介しています。
室温25℃以下とは、地域によっても異なりますが9月下旬から10月初旬の気温になります。
毎年この時期になると、「冬布団はいつ交換したらいいの?」と迷う人も多いかもしれませんが、冬布団を出す日は、衣替えのように明確になっていません。
寒いと感じる前に冬布団の準備が必要です。9月の下旬になったら週間天気予報の最低気温をチェックしながら、早めに冬布団の準備をするようにしましょう。
参考:西川株式会社
冬布団の種類
冬布団は大きく分けて以下の3つに分けられます。
- 毛布
- 掛け布団
- 羽毛布団
それぞれどのような違いがあるのか、そして布団の種類と、冬布団を出す時期はどのように関係するのか、ひとつずつチェックしていきましょう。
毛布
毛布は、肌に直接かける、もしくは布団の上にかけて温かさを調節します。毛布は化学繊維や綿、アクリルなど、素材の種類が豊富で値段も安いというメリットがありますが、あくまでも布団をサポートするためのものなので、毛布単体では冬の寒さをしのげません。
毛布を出す時期は、室温が15℃以下になったら使用します。
室温15℃とは、東京を例にして考えると、10月〜11月、そして3月〜4月の気温となります。これらの時期を目安に、秋から冬にかけては夏掛け布団に毛布をかけて調整しながら使うようにしましょう。
掛け布団
掛け布団は、毛布と併用して使用するもので、素材もポリエステルや羊毛、麻など種類が豊富です。掛け布団は、素材により保湿性や軽さ、耐久性などが変わってくるのでライフスタイルに応じてカスタマイズして使用します。
掛け布団を出す時期は、さらに室温が下がって10℃以下になったら出して使用します。
室温10℃以下とは、東京を例にすると11月〜3月までになります。あくまでも目安なので、暖冬や寒冷では出す時期が異なってきます。
週間天気予報の最低気温をチェックして、本格的に寒くなる11月に掛け布団を出すようにしましょう。
羽毛布団
羽毛布団とは、その名の通り羽毛を使用したもので保湿性に優れ、軽いのに熱を吸収して発熱するため、羽毛布団一枚で十分温かさが期待できます。
しかし、その分費用も高めでメンテナンスをしなければいけないというデメリットもあります。
羽毛布団を出す時期は、室温が15℃を下回ったら使用しますが、1枚でも保湿性に優れているので、早めに出してしまうと逆に汗をかいてしまうため、15℃を下回る11月になってから出すと良いでしょう。
以上のように、冬用の布団には素材や用途によって種類があるため、秋口から冬にかけてタオルケットと毛布を使い、冬布団へ移行するなどの流れを決めておくと分かりやすくなります。
冬布団を出す時の注意点
冬布団を出す際、クローゼットからそのまま使用してしまうと、見えないほこりやダニに触れてしまうので注意が必要です。
冬布団を出す時に気をつけて欲しいポイントは以下の6つです。
- 気温や天気の確認が重要
- 布団の素材を確認
- 羽毛布団は陰干し
- 冬布団はダニ対策がポイント
- 使う前に乾燥機をかけてダニ対策
- コインランドリーならまとめて仕上げ
気温や天気の確認が重要
冬布団は、室温が15℃以下になったら出すという目安がありますが、暖冬の年もあれば、例年よりも気温が低く、寒冬の可能性もあります。
目安となる室温を確認するためには、天気予報の最低気温がカギとなります。
20℃を下回る日が続き、なおかつ布団を干すために天気予報を確認して干すことを踏まえて天気が良い日を選んで収納から出すようにしましょう。
布団の素材を確認
布団には、羽毛布団の他、ポリエステルや綿、羊毛などの種類があります。中に入っている素材に応じて干し方や手入れの方法が変わってくるので、必ず確認するようにします。
冬布団は見えないほこりがついている他、クローゼットの中は、空気が循環しない空間でダニの温床となってしまっています。
クローゼットの中に除湿剤を入れたり、定期的に空気の入れ替えをしたりしても、どうしてもほこりやダニの死骸がついてしまっています。冬布団を使う前に乾燥させて掃除機でゴミを吸い取るというひと手間かけて気持ち良く使える状態にしましょう。
羽毛布団は陰干し
布団の中身が羽毛の場合、収納から出したら陰干しで布団の中にある湿気を乾かします。直接日の当たらない場所か、風通しが良い場所を選んで干します。
干す時間は、片面1時間を目安に午前10時〜午後3時の間に片面ずつ干して乾かします。
羽毛以外は天日干し
羽毛布団以外のものは、お日様にあてて天日干しをします。
干す時間は、羽毛布団と同様、午前10時〜午後3時の間で、片面1時間ずつの合計2時間が目安となります。
天日干しが難しい場合は布団乾燥機で代用
住宅事情の関係で、干すのが難しい場合は、布団乾燥機を使います。
布団乾燥機なら天気を気にせずタイマーをセットすれば自動で乾燥機能がスタートするので事前準備の手間が少し軽減できます。
しかし、1台で1枚しか使用できないので、家族の人数分をやるとなるとそれなりの時間がかかってしまいます。
布団乾燥機を使う場合、時間を逆算して計画的に乾燥させていく必要があります。
冬布団はダニ対策がポイント
布団の中にある湿気はダニが好み、増殖してしまう要素があります。そのため、乾燥させてダニの死骸を吸い取るというダニ対策が重要なポイントになります。
乾燥させたら、必ず掃除機をかけて吸い取り、きれいな状態に整えましょう。
コインランドリーならまとめて仕上げ
冬用の布団はクローゼットの中で湿気を吸ってしまっています。
クローゼットから出したら陰干し、もしくは天日干しをして乾燥させ、掃除機で吸い取るまでが一連の流れになります。
しかし、これらは、手間と労力がかかりますし、何より室温に左右されるので、天気予報を見て判断しなければいけません。
今年の冬は寒くなってから冬布団を出すのではなく、早めに準備しておくと計画的に進めることができるので、早め早めの準備を心がけましょう。
コインランドリーなら、「今日の午後にやってしまおう|」と思い立ったその日に準備することができますし、家族の人数分の冬布団も1回で可能!高温の熱風がダニを吹き飛ばしてくれるので、掃除機をかける手間も省けます。
コインランドリーで冬用の布団を準備する場合、30分乾燥させれば十分!費用は10分100円なので、なんと!300円で終わってしまうのです。
例えば、4人家族で4枚の冬布団なら1枚ずつの乾燥がおすすめで、費用は300円✕4枚=1200円で乾燥が可能です。
また、大型の乾燥機の28Kgまたは、30Kgなら、7分100円で2枚ずつ可能なので28分(400円)✕2回=800円でこちらの方がさらにコストを抑えることができます。
コインランドリーはタンブル乾燥といって、熱と共に布団を回転させる乾燥方法を用います。布団によっては、乾燥が使用できないものもあるため、必ず洗濯表示を確認するようにしましょう。
コインランドリーでの乾燥は、コスパが良く、買い物ついでに冬用の布団乾燥をセットできるので、家事の時短になります。
コインランドリーは、洗濯だけではなく、大型の布団を乾燥させるのに非常に便利なので、ぜひ活用してみましょう。
まとめ
冬用の布団は収納から出すタイミングが難しく、出す前の布団乾燥とほこりやダニを吸い取る掃除機が必要になるので、時間と手間がかかります。今年はコインランドリーを使うと想像以上に早く終わらせることができますし、ふわふさの乾燥で寝るのが楽しみになるかもしれません。ぜひコインランドリーを活用してみてください。
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