花粉シーズンの部屋干しってどうしたらいいの?花粉をつけないための対策法

春と言えば入学式にお花見、そして新学期がスタートする時期ですが、くしゃみや鼻水に悩まされているという人も多いのではないでしょうか。

室内でくしゃみが止まらない場合、衣類に花粉がついている可能性があります。毎年訪れるこの時期、今年こそは花粉対策をしたいと思っている人のために、ここでは、花粉シーズンの部屋干しについて解説します。 

花粉対策が必要な時期

花粉症には個人差がありますが、花粉対策が必要な時期は2月下旬から4月の中旬にかけてです。スギは2月下旬から九州地方で飛びはじめ、ヒノキは約1ヶ月遅れて3月下旬から飛び始めます。 

九州地方から北上していくため、住んでいる場所によって飛び始める時期や、量が変わってきます。そのため、天気予報と共に花粉の飛散状況を確認し、花粉が多く飛ぶ日にはより一層の対策が必要になります。

とにかく、衣類に花粉はつけたくない!という人は、洗濯物は外に干さず部屋干しがおすすめです。花粉シーズンにも洗濯物を外で干したいという方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

花粉シーズンって洗濯物はどうやって干したらいいの?外干しのポイント

花粉シーズンの部屋干し対策

花粉シーズンに部屋干しをする際、念には念を入れてできる対策は7つあります。ひとつずつチェックしていきましょう。

  1. 洗濯槽をきれいにする
  2.  部屋干し用の洗剤を使う
  3. 花粉対策用の柔軟剤を使用する
  4.  掃除機をかけてから干す
  5.  風通しの良い場所に干す
  6. 干し方を工夫する
  7. サーキュレーターを活用する

洗濯槽をきれいにする

生活になくてはならない洗濯機ですが、洗濯槽のお手入れはしていますか?

洗濯槽の中には目には見えない汚れが黒カビとなって潜んでいます。この黒カビは生乾き臭の原因にもなってしまうため、部屋干しが多くなる花粉シーズンは特に注意が必要です。

洗濯槽を洗う頻度は、1ヶ月に1回が理想なので、花粉シーズンに入る2月にきれいにして臭いの元になる黒カビを落としておきましょう。

また、花粉対策が必要な4月中旬までは、2月に1回、3月に1回、そして4月に1回と月の最初に洗濯槽をきれいにする日を作って、忘れずに洗濯槽も清潔に保つようにします。

部屋干し用の洗剤を使う

花粉が飛ぶ時期には、部屋干し用の洗剤を使用します。部屋干し用の洗剤の大きな特徴は、洗浄力が高く、カビの繁殖を防ぐ成分が配合されているため抗菌効果が期待できます。

部屋干しは、天日干しと比べて乾きにくいので、生乾き臭の原因となるカビの繁殖を抑える部屋干し用の洗剤を使用するのがおすすめです。

除菌・抗菌効果が含まれているものであれば、液体や粉末でもOK!ラベルに注目して抗菌・除菌と書かれているものを選ぶようにしましょう。

また、部屋干し用の洗剤を使う時には洗濯機に詰め込み過ぎず、重さに応じて量って入れるようにします。

洗剤は何本あってもオールシーズンで使えるので、何本か買って試してみましょう。

花粉対策用の柔軟剤を使用する

花粉は洋服の静電気に引き寄せられてしまいます。そのため、普段の生活で花粉をつけないためにも、静電気が発生するのを防いでくれる成分が入っている柔軟剤を使います。

部屋干し用の洗剤は、カビの発生を防ぐ抗菌効果があります。そして柔軟剤は静電気によって花粉が洋服に付くのを防いでくれます。

念には念を入れたい人は、部屋干し用の洗剤と、花粉対策用の柔軟剤を使いましょう。

掃除機をかけてから干す

部屋干しをする際、特に注意したいのが、部屋の中に入ってしまっている花粉です。せっかく花粉対策をしても、室内にある花粉が付いてしまっては意味がありません。

そこで、脱水が終わって干す前に、掃除機をかけて室内に入り込んでしまった花粉を吸い取ります。

特に、洗濯物を干す場所の周辺は念入りに掃除機をかけるのがポイントです。いつもの洗濯より手間はかかってしまいますが、掃除機で花粉を吸い取ってから部屋干しをするようにしましょう。

 風通しの良い場所に干す

室内干しの場合、天日干しより乾きにくいため、風通しの良い場所を選ぶ必要があります。洗濯物を干すのにちょうど良いカーテンレールですが、カーテンに湿気が移ってしまいカビが発生してしまうため、おすすめはできません。

壁際や、窓の近くは湿気がこもりやすいので、折り畳みが可能なハンガーラックなどを使って部屋の中央に配置します。

また、洗面所や浴室は換気扇がついているので、意外と乾きやすいという特徴もあります。

 窓際から少し距離を取った日光が差し込む場所でも良いでしょう。少し目線を変えると、室内には風通しの良い場所があるので、いつもの場所以外の所にも目を向けて干す場所を見つけてみましょう。

干し方を工夫する

部屋干しは、洗剤選びや干す場所も大事!そして干し方にもコツがあります。それはズバリ!風が通る干し方で干すという点です。

なんとなく干していた人も、今日から干し方のコツをマスターして、効率よく乾かしましょう。

乾きやすい代表的な干し方は、

アーチ干し・V字干し・M字干し・長短干しです。どれもコツを覚えれば簡単!

洗濯物はタオルや靴下など、それぞれ長さが異なります。そこで、アルファベットのVやMになるように干し空気の通り道を作るのです。

それぞれの干し方のコツは以下の記事もチェックしてみてください。

タオルを室内で干す時のコツ。乾かし方のポイントを解説

サーキュレーターを活用する

室内で干す場合は、自然乾燥に時間がかかってしまうので、家電を活用します。サーキュレーターやエアコンを利用する他、時期は少し早いですが扇風機の風を利用しても良いでしょう。

サーキュレーターは、夏はエアコン、冬は暖房の風を室内全体に広げることができ、電気代の節約にもなります。また、梅雨のじめじめとした時期は、部屋干しをする機会が増えるため、部屋干しの悩みを軽減させるアイテムになってくれます。

一年を通して活用できるツールになるので、部屋干しアイテムの一つとしてチェックしてみましょう。

洗濯物の量が多い時にはコインランドリーを活用しよう

花粉シーズンは、2月の下旬から4月と、1ヶ月~1ヶ月半ほど続きます。

また、花粉の量が多い年や、飛ぶ量が多い日などもあるため、毎日部屋干し用の対策を実践するのは一苦労です。

そこで、家事を楽にするために、洗濯物が多い土日や休みの前の日など、コインランドリーを活用してみませんか?コインランドリーは洗濯物を入れれば、洗濯から乾燥までノンストップでやってくれます。

しかも、大容量のドラムで熱風を使って乾燥させるので、仕上がりはふわふわに。 

せんたくひつじなら、各店舗の口コミも公開しています。 

気になる口コミの評価項目はというと、

  • 店舗内の清潔度
  • 駐車場の止めやすさ
  • 台数仕上がりの満足度
  • 設備の充実度
  • 営業時間

の5つの項目が口コミとして公開されているため、事前にチェックした上で店舗を選ぶことができます。

はじめてコインランドリーを使うという人は、ぜひ口コミをチェックしてみてください。

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まとめ

花粉シーズンの部屋干し対策は、1ヶ月~1ヶ月半ほど続きます。毎日続けるとなると、時間と労力がかかります。今年は花粉を室内に持ち込まないためにも、コインランドリーを利用して、気分転換をしながら上手に花粉対策をしていきましょう。

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