花粉シーズンって洗濯物はどうやって干したらいいの?外干しのポイント

冬から春にかけて頭を悩ませるもののひとつに、春の訪れを知らせる花粉情報があります。この時期になると洗濯物に花粉がつかないか、気になって天気予報をチェックしている人も多いのではないでしょうか。ここでは、花粉シーズンの洗濯物について外に干す干し方のポイントについて解説します。

花粉の飛散時期

スギやヒノキなどの花粉は毎年、どれくらい飛ぶのでしょうか。日本気象協会が発表した資料によると、スギの花粉は九州地方では2月下旬から飛びはじめ日本列島を北上していきます。

ヒノキはスギよりも1ヶ月程度遅い3月下旬から飛散し、桜の花が咲く4月にピークを迎えます。

しかし、これらはあくまでも例年の傾向であり、今年は飛散が早まっているのでその分早めに対策が必要になります。

花粉の飛ぶ時期は場所によって異なりますが、3月から4月にピークを迎えるのです。毎年この時期になると、くしゃみや鼻水といった症状に悩まされる人は、洗濯物に花粉がつかないように早めに対処するようにしましょう。

参考:日本気象協会

花粉の時期に外に干す場合のポイント

花粉が飛び始める2月下旬以降は、大寒を超えて少しずつ温かくなり、洗濯物も乾きやすくなってきます。一方で花粉対策として、外に干す場合にはいくつかの注意点があります。それは以下の6つです。

  1. 花粉の飛散情報をチェック
  2. 花粉が飛ぶ時間帯を避けて干す
  3. 柔軟剤で花粉対策
  4. 早めに取り込む
  5. 取り込む際に花粉を払う
  6.  床掃除で花粉対策

花粉の飛散情報をチェック

花粉が飛ぶ時期は住んでいる場所によって異なります。花粉が飛び始めたのかどうか、そしてどのくらいの量が飛んでいるのか、毎日天気予報を見て確認するようにしましょう。

花粉が多く飛ぶ日は外干しを止めて部屋干しになりますし、少ない日は夕方まで干すことができます。

外に干すか、それとも部屋干しかを判断するためにも天気予報の花粉情報が重要です。

天気予報は、スマートフォンのアプリで確認するのがおすすめ。

習慣化させるためにも、リマインダーを設定して花粉の飛散状況を確認するようにしましょう。

花粉が飛ぶ時間帯を避けて干す

実は花粉は、多く飛ぶ時間帯があるのをご存じですか?この多く飛散する時間帯を避けることで洗濯物に花粉がつくのを防ぐことができます。

花粉が飛ぶ時間帯は、昼過ぎ前後と夕方〜夜にかけての2回です。つまり、この時間帯を避けて早朝に干して昼前に取り込む。または、夕方の16時前に取り込むだけでも花粉の付き具合が変わってくるのです。

春先は花粉の飛散予報とこの時間帯を意識するようにしましょう。

柔軟剤で花粉対策

洗剤と一緒に柔軟剤を使用している人も多いかもしれませんが、柔軟剤は衣類を柔らかく仕上げてくれる他、静電気を寄せ付けない成分が配合されているため、花粉がつくのを防いでくれるのです。

市販されている柔軟剤でも十分ですが、早めに取り込むことを考えると、部屋干し用で消臭効果が高いものもおすすめです。

柔軟剤は香りを選ぶ楽しみもあるので、ぜひ楽しみながらお気に入りの柔軟剤を見つけてみましょう。

早めに取り込む

花粉はその日の天気によって飛ぶ量が変わります。特に飛ぶ時間帯は昼前後と夕方から夜にかけてですが、洗濯物が乾いたら早めに取り込むようにしましょう。

意識するだけで、花粉がついてしまう量が変わるため、天気を見て乾いたら取り込むことが重要です。

取り込む際に花粉を払う

2月下旬以降は特に花粉対策が必要不可欠です。しかし、どんなに対策をしていても花粉がつかないということはありません。

洗濯物についてしまう花粉の量を減らすのが大事なので、洗濯物を取り込む前に洗濯物についた見えない花粉を払うイメージで払ってから室内に入れるようにしましょう。

床掃除で花粉対策

最後は、外で干した後の意外な対策についてです。窓際で洗濯物を取り込む際、花粉を払って部屋の中に入れますが、落ちきれない花粉などが時間差で落ちて床についてしまうこともあります。

そこで、洗濯物を取り込んだら掃除機で吸い取り部屋の花粉を持ち込まないようにします。ポイントは、洗濯物を取り込んでから花粉が床に落ちるまでには時間差があるので、少し時間を置いてから掃除機で吸い取るのがコツです。

部屋の中に花粉を入れないように、掃除機で花粉を吸い取ることも習慣化させましょう。

部屋干しのコツ

花粉の時期は、外で干しても完璧に乾かすことができません。そこで外干しから部屋干しをする時のコツについて解説します。ポイントは4つです。

  1.  部屋干し用の洗剤を使う
  2. 部屋干し用のエリアを確保
  3. 部屋干し用のツールで対策
  4. 間隔を空けて干す

部屋干し用の洗剤を使う

花粉の時期は部屋干しを前提にして、除菌成分が配合されている、「部屋干し用の洗剤」を使うようにしましょう。

部屋干し用の洗剤には、抗カビ、防臭効果が期待できる成分が含まれているので、部屋干しでも嫌な臭いを防ぐことができます。

部屋干し用のエリアを確保

外干しから部屋干しにする時、カーテンレールを活用している人も多いかもしれませんが、カーテンレールに洗濯物を干すと、湿気がカーテンに移ってしまいカーテンにカビが生えてしまいます。また、カーテンについた細かいほこりが洗濯物についてしまうので、あまりおすすめできません。

きれいに洗濯したものを、気持ち良く着るためには風通しが良い場所を部屋の中に作る必要があるのです。

例えば、カーテンレールではなく、エアコンの風があたる場所に移動式のハンガーラックを置いて干すだけでOK! 

家の中を探すと、廊下や洗面所、浴室など常に換気されている場所がたくさんあります。発想を変えて、風通しが良い場所を家の中に新しく作ってみましょう。

部屋干し用のツールで対策

室内に洗濯物を干す場所を作るのは意外と難しいものです。しかし、部屋干し用のコンパクトハンガーなどを活用すれば、使わない時には折りたたんで収納し、使う時だけ出せば良いので、場所を取りません。

エアコンが当たる場所に、突っ張り棒で部屋干し用の物干しスペースを作ってもいいですし、廊下や洗面所、浴室なども活用できます。

用途に合わせた商品も多数販売されているので、部屋干し用 ツールやグッズなどのキーワードで検索してみましょう。

間隔を空けて干す

部屋干し用のスペースを確保し、部屋干し用のアイテムをゲットしたら、次は洗濯物同志の間隔を空けることを意識します。これは、風の通り道を作って乾かすためです。

 せっかく部屋干し用のアイテムを買ったとしても、密着してしまっていたら、うまく乾かすことができません。ハンガーを使う場合は、こぶし一個分ほど開けて広げて干すことを意識しましょう。

部屋干しについては、こちらの記事でも詳しく解説していますので合わせてチェックしみてください。

冬は洗濯物が乾きにくい。冬物衣類を乾かす5つのポイント

花粉の時期はコインランドリーがおすすめ

花粉が飛び始める2月下旬以降は、毎日が花粉との闘いと言っても過言ではありません。

いかに洗濯物を乾かし、室内に花粉を入れないかは永遠の課題です。しかし、毎日これらを続けていくのは、家事の負担になってしまいます。

そこで、週末やちょっと家事をラクしたい時に、コインランドリーの乾燥機能を使って洋服についた見えない花粉を熱風で吹き飛ばしてもらいましょう。

コインランドリーには、花粉の時期に便利な乾燥機能があります。

乾いた洗濯物を持ち込み、大きなドラムに入れて熱風を当てて花粉を吹き飛ばすのです。

コインランドリーで乾燥するメリットは、花粉だけではありません。大きなドラムの中で熱風が均一に当たるので衣類がふわふわに仕上がるのです。

せんたくひつじは、現金を持たずプリペイドカードで払えるので、小銭いらず。しかも2000円で200円のプレミアがつくのでとってもお得です。

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まとめ

毎年やってくる花粉シーズン!今年はストレスを減らしてみませんか?外で干した洗濯物も、コインランドリーの乾燥機能を使えば、取り込む時間帯も気にせず強力な熱風で吹き飛ばしてくれます。春先だけでもコインランドリーを活用して、家事のストレスを減らしましょう。

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