洗濯ネットに入れなくて良いものとは?洗濯ネットの賢い使い方

洗濯ネットは持っているけれど、「これは洗濯ネットを使うべき?」と迷ったことがある人も多いのではないでしょうか。ここでは、毎回迷う洗濯ネットについて、入れなくて良いものと入れた方が良いもの。そして洗濯ネットを使う時の注意点について解説します。

洗濯ネットを使う理由

洗濯ネットは衣類同士が絡まってしまい、形が崩れてしまうのを防いでくれる他、ボタンやファスナーなどの装飾品が取れるのを守ってくれます。

ネットに入れるだけで、衣類同士が絡まらず干すのも簡単!

下着や装飾品がついているものは、洗濯ネットに入れるというイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし、洗濯ネットを使えば、衣類同士が引っかかってしまうのを防ぎ、糸くずがつかないので、上手に活用すれば、効率よく洗濯することができるのです。

洗濯ネットの種類

洗濯ネットは、実は種類があり、衣類の形状に応じて平面や丸形、そして筒形などを使い分ける必要があります。

平面型の洗濯ネットはニットなど、型崩れしやすいものを畳んで入れるのに適しており、丸形の洗濯ネットは汚れを落としたいものに適しているため、靴下やTシャツなどに便利!

筒形の洗濯ネットは毛布などの寝具を洗う時に使用し、折りたたんで洗濯ネットに入れれば、家庭用の洗濯機でも洗濯可能です。

洗濯ネットは年々多様化しており、用途に合わせてサイズやデザインも豊富になってきました。今や100均でサイズや色、デザインなども豊富にそろっているので、お気に入りのデザインを選ぶことも可能なのです。

洗濯ネットのサイズ

洗濯ネットは、小さいものから大きなサイズまでサイズのバリエーションが豊富ですが、基本的に洗濯ネット1枚に入れるものは、1着です。

大・中・小の他、平面に丸形。そして筒形など、いろいろなサイズの洗濯ネットを用意しておくと便利でしょう。

ちなみに、洗濯ネットのサイズは大きく分けて3種類あります。サイズと用途については以下の表をご覧ください。

サイズ 大きさ 用途
約50㎝×60㎝程度 トレーナーやスカート
約30㎝×30㎝程度 ワイシャツや下着
約20㎝×20㎝程度 ストッキング

この他に洗濯ネットの目の粗さやワイヤーの有無などもあります。網目が細かいものはゴミが入りにくくなる一方で値段がその分高めになり、ワイヤーがあるものは型崩れ防止に役立つので、下着など形をキープさせたいものを洗う時に便利です。

洗濯ネットに入れなくても良いもの

洗濯ネットは、衣類同士が絡まるのを防ぎ、装飾品が取れないようにするためです。洗濯ネットに入れなくて良いものは、タオルや靴下、ワンシーズンのみ使用する子供服などが該当します。

型崩れしても大丈夫なタオルや、毎日使う普段着などをイメージすると分かりやすいでしょう。

洗濯ネットに入れた方が良いもの

洗濯ネットに入れた方が良いものは5つあります。

  1. ボタンなど装飾品がついているもの
  2. 下着
  3. お気に入りの洋服
  4. 型崩れしやすいもの
  5. 色移りするもの

ボタンなど装飾品がついているもの

洗濯ネットに入れるかどうか、一番分かりやすいのがボタンなどの装飾品がついているものです。

洗濯中に衣類と絡まり取れてしまうケースも少なくありません。

また、絡まることで衣類を痛めてしまうので、ボタンやホックファスナーがついているものは洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。

下着

女性用の下着には、ホックやワイヤーが入っているものがあります。形が崩れないようにし、他の衣類と絡まないようにするためにも洗濯ネットに入れて洗います。

下着の場合は形が崩れないよう円柱型の洗濯ネットがおすすめです。

お気に入りの洋服

一目ぼれして買った洋服や、毎年大切に着ている洋服は、洗濯によるダメージを防ぐため、洗濯ネットを使用します。

型崩れや色移り、そしてほこりやゴミをつけないよう洗濯ネットで防御してきれいに汚れを落としてもらいましょう。

型崩れしやすいもの

ブラウスやレーヨン素材のもので、型崩れが心配な衣類は洗濯ネットを使用します。きれいに畳んでから洗濯ネットに入れますが、終わった後もしわを伸ばして干すのがポイントです。

洗濯ネットに入れると安心ですが、洗濯が終わって干す時にもしわを伸ばして干すようにしましょう。

色移りするもの

白以外の衣類は、色移りが心配なので、洗濯ネットを使用するのがおすすめです。

色移りするかどうかは、ティシュに洗剤と水を合わせたものを含ませ、衣類の一部に押し当てて1分程度待ちます。ティシュに色が移っていたら、洗濯により色移りする可能性があるので、洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。

洗濯ネットを使う時の注意点

洗濯ネットを使う時の注意点は2つです。

  1. 洗濯ネット1枚に対して1着
  2. 畳んで洗濯ネットに入れる

洗濯ネット1枚に対して1着

洗濯ネットは、大・中・小のサイズがあるため、「余裕がある場合は他の洗濯物も一緒にした方が効率的なのでは?」と思うかもしれません。しかし、洗濯ネットに多くの衣類を入れてしまうと、洗濯ネットの中で衣類が絡んでしまう可能性もあるため、洗濯ネットに入れるのは1枚にします。

そのため、下着用やお気に入りの洋服用など、洗濯ネットが複数必要になります。

洗濯ネットに入れる予定があるものは、畳んだ状態で少し大きめのサイズを買うようにしましょう。

洗濯物を洗濯ネットに仕分けするのが面倒な人は、洗濯ネットに入れてから洗濯機に入れるようにすると洗濯前にバタバタしません。

洗濯ネットは見える場所に用意しておくようにしましょう。

畳んで洗濯ネットに入れる

汚れたものはそのまま洗濯機に入れる人も多いと思いますが、洗濯ネットを使う場合は、畳んでから洗濯ネットに入れるのが基本となります。

これは畳んで入れることで、しわがつくのを防いでくれるためです。

洗濯物を畳んで入れるのは面倒・・・。と思うかもしれませんが、お気に入りの洋服を長持ちさせるためにも必要なひと手間です。

さらに、畳む際に汚れた部分を外側にして畳んで入れると、汚れに洗剤が入りやすくなります。

洗濯ネットは1枚につき1着、そして外側にして畳んで入れるということを意識して洗濯ネットを活用するようにしましょう。

洗濯ネットで仕分けしてコインランドリーでまとめて洗濯

洗濯ネットの使い方を見直してみると、意外と洗濯ネットの枚数が必要になってきます。

下着にお気に入りの洋服、そして色移りがするかもしれないボトムスなどを数えると、1回の洗濯で4枚~5枚の洗濯ネットが必要になるかもしれません。

さらに、家族の人数分となると、4枚×4人家族なら16枚上の洗濯ネットに入った洗濯物を洗うことに。

洗濯ネットは、1枚につき1着ですが、メッシュ素材なので外から見えづらいという特徴もあります。

そこで、洗濯ネットが多い時の洗濯はコインランドリーを使ってみましょう。

ただし、乾燥は乾きムラができてしまうので、乾燥はNG!

洗濯ネットに入れたものは取り出す時に見えづらく、かさばる洗濯ネットの洗濯を一気に完結できるので、利用しない手はありません。

洗濯が終わったら自宅に持って帰ってきて干すだけです。

せんたくひつじでは、洗濯のみのコインランドリーも充実しています。洗濯だけなら、30府程度で終了しますし、量が多くてもドラムが大きいものを選べば1回で洗濯を終了させることができます。

せんたくひつじはこちらからチェックしてみてください。

まとめ

洗濯ネットは、入れなくて良いものと入れた方が良いものがあります。家族で共有しているタオルなどはそのままでもOKですが、お気に入りの洋服は、洗濯によるダメージを防ぐためにも洗濯ネットに入れて洗うことをおすすめします。洗濯ネットに入れるものが多くなってしまった時にはコインランドリーの洗濯機能を利用して、効率よく洗濯をしてみてはいかがでしょうか。

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