梅雨は洗濯物が乾かない。乾かすポイントと部屋干しにおすすめの便利なアイテム4選

梅雨は部屋干しをせざるを得なくなるため、洗濯物が乾きづらくなってしまいます。洗濯物が乾かないと次の洗濯にも支障をきたすので、なんとか、効率的に乾かしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、梅雨の時期に洗濯物を早く乾かすポイントと部屋干しにおすすめのアイテムについて解説します。 

梅雨に洗濯物が乾きにくい理由

洗濯物が乾く環境はというと、温度と湿度、そして風の3つの要素です。温度は20℃以上、湿度は50%以下が理想とされています。

さらに、適度な風が当たることで、水分を蒸発させ衣類が乾く仕組みです。5月下旬から7月の梅雨の時期の平均気温は15℃~30℃

平均湿度は80%を超えるため、洗濯物が乾く理想の環境が日々変わってしまいます。

そんな1日の中での天気の変化に応じて洗濯物を乾かすコツとして隙間外干し(すきまそとほし)というのがあるのをご存じですか?

隙間外干しとは

日本の気象情報会社の大手であるウェザーニューズは、梅雨の洗濯事情についてアンケート調査を行いました。その結果によると、数時間の晴れ間でも洗濯物を干す、隙間外干しをしているという人が、多くいることが分かったのです。

つまり、晴れたら外に干し、雨が降ってきたら部屋の中に入れるという作業を繰り返している人が多く、こまめに天気をチェックして対応している人が多いようです。

しかし、とりあえず外に干して、雨が降ってきたら部屋の中に入れるというのを繰り返すのは非常に手間がかかるもの。そこで、梅雨の時期に洗濯物を早く乾かすポイントについて見ていきましょう。

参考:ウェザーニューズ

梅雨に洗濯物を早く乾かすポイント

梅雨の時期に洗濯物を早く乾かすポイントは7つあります。これらは、季節を問わず活用できるものなので一つずつチェックしていきましょう。

  1. 小まめに洗濯する
  2. 脱水を長めに設定する
  3.  洗濯したらすぐに干す
  4.  風の通り道を考えて干す
  5. 洗濯物は間隔を空けて干す
  6. 湿度を下げる
  7. 家電を有効活用する

小まめに洗濯する

洗濯物はできれば毎日洗った方がいいですが、時間や効率を考えて2日に1回や3日に1回と洗う回数を決めているという人も多いのではないでしょうか。

一気に洗濯機を回せれば干す手間や畳む作業も1回で終わらせることができます。しかし、その分洗濯物の量も増えるため、梅雨の時期は小まめに洗濯するようにしましょう。

小まめに洗濯すれば、1回の量も減りますし、乾かすスペースも間隔を空けて干すことができます。

脱水を長めに設定する

梅雨の生乾き臭の原因は、雑菌の繁殖によるものです。少しでも水分を取るため、脱水時間を長めに設定します。

脱水時間の目安は3分。それ以上にしてしまうと衣類を傷めてしまうため3分になっているかどうか確認してみることをおすすめします。

洗濯したらすぐに干す

洗濯物をする時には、洗剤と柔軟剤を入れいつものようにスタートボタンを押すだけですが、始まると洗濯機がやってくれるので、手が離れます。

しかし、洗濯機が終わるタイミングと、別な作業が重なってしまうと洗濯機を後回しにしてしまっているという人も多いのではないでしょうか。

洗濯は、脱水した後すぐに干して水分を飛ばすのが早く乾かすコツになります。そこで、スタートボタンを押して予定の洗濯時間が表示されたら、スマートフォンでタイマーをセットして終わったらすぐに干すことを意識しましょう。

風の通り道を考えて干す

脱水が終わったらいよいよ、洗濯物を乾かす要ともいえる干す場所についてです。場所によっては風が通らない所もあるため、風が流れているかかどうか確認します。

お香を焚いてみると、煙で風の流れが分かるので一度やってみるのもおすすめです。 今まで干していた場所も、意外と風が動いていない場所かもしれません。この機会に干す場所を見直し、効率的に乾かせる場所を探してみましょう。

洗濯物は間隔を空けて干す

洗濯物を干す場所を見つけたら、次はしわを伸ばしながら干していきます。その時、洗濯物同士がつかないように、ピンチハンガーに干す場所を工夫する他、ハンガーとハンガーの間をほんのちょっと開けます。

このひと手間で風の通り道ができ、洗濯物の乾く確率が高まります。

全部干し終わったら、干した洗濯物をチェックして、衣類同士がついていないか確認します。気になる所を見つけたら、間隔を空けて調整してあげましょう。

湿度を下げる

干す場所を考え、衣類同士を離してもそれでも完璧に乾くとは限りません。念には念を入れて乾かしたいという人は、湿度に着目し湿度を下げる工夫をしてみましょう。

洗濯物が乾く3大要素の一つに湿度が50%以下という目安があります。湿度計は100均でも売られているので、買ってきて試しに洗濯物を干していない場合の部屋の湿度と、洗濯物を干した場合の湿度を図ってみます。

そして、湿度が50%以上なら、水分が多い状態なので、換気扇を回して空気を循環させるか、エアコンの除湿モードを使って湿度が50%以下になるようにします。

普段、湿度がどの程度なのかは分からないので、湿度計を見てどのようにすれば湿度が下がるか試してみると、湿度調整の仕方も分かってくるかもしれません。

家電を有効活用する

梅雨の時期は不快指数が高い上、部屋の中の湿度も高くなります。そんな状況の中で洗濯物が乾かないと余計にストレスが溜まってしまうもの。

そこで、風が通る場所を見つけて、間隔を空けて干しつつ家電を使って洗濯物が乾くよう風を送りましょう。

洗濯物を乾かす家電にはどんなものがあるのでしょうか。

洗濯物を乾かすのに便利なアイテム

洗濯物を乾かすアイテムは、家電を含め以下のような種類があります。

  1. 除湿器
  2. サーキュレーター
  3. 布団乾燥機
  4. 部屋干し用コンパクト物干し

除湿器

除湿機とは、空気中に含まれる湿気を結露させ、水分として排出する機械です。湿気が多い梅雨の時期に使う他、ファンが付いているものは、洗濯物を乾かしながら湿気を取ることができます。

除湿というと梅雨をイメージする人も多いかもしれませんが、春先は花粉対策に、冬は結露を取るのに活用できます。

除湿機は、部屋の湿度を下げる目的がありますが、衣類乾燥ができる衣類乾燥除湿器の他、広さや除湿できる能力によっても種類が異なるので、年間を通して利用できるものを選ぶと良いでしょう。

サーキュレーター

除湿器は一般的に縦長で、下の方に結露させた水を溜めておく部分があります。そのため、家電としては大きめとなってしまいますが、同じように洗濯物に風をあてて乾かせるのがサーキュレーターです。

サーキュレーターとは、直線で風を送れる機械で、角度の指定などができ部屋の中の空気を循環させる目的があります。

そのため、エアコンと一緒に利用すると、夏はクーラー、冬は暖房を部屋の隅々まで行き渡らせることができるため、節電効果も高いのでおすすめ。

サーキュレーターが一台あると年間を通して活用できるので、チェックしてみましょう。

布団乾燥機

布団乾燥機というと、熱風が出てくるものをイメージするかもしれませんが、最近の布団乾燥機は、衣類乾燥機能がついたものも販売されています。

ノズルを直接洗濯物にあてて乾かすタイプのものもあれば、衣類を吊り下げた状態ですっぽり覆うことができる衣類乾燥カバーをつけて、その中に風を入れて乾かすというものまであるのです。

布団乾燥機はあるけれど、使ったことがないという人は、衣類乾燥カバーや袋は、ホームセンターで売られています。

乾燥させたい洗濯物を一か所にまとめて吊るし、衣類乾燥カバーをかけて熱風を送ります。もしくは、洗濯物に布団乾燥機の熱風をあてて乾かしてみましょう。

部屋干し用コンパクト物干し

サーキュレーターや布団乾燥機を使うにしても、洗濯物をまとめて干す場所が必要です。カーテンレールはカーテンと密着してしまうので乾きが悪くなってしまうのでおすすめできません。

そこで、エアコンの風邪が当たる場所に洗濯物を干せる、折り畳み錦の洗濯物干しを活用してみましょう。

梅雨の時期はコインランドリーを活用しよう

梅雨の時期の洗濯物が乾かない問題は、日々の工夫が必要になります。しかし、それが長期間続くとなると、少しは楽したいと思ってしまうもの。

そこで、今回ご紹介したものの中で、気になったものを試しつつ、土日や休日の前などは、コインランドリーの乾燥機能を活用してみませんか?

コインランドリーには洗濯から乾燥まで行ってくれるドラム式と、洗濯のみ、そして乾燥のみと用途に応じて選ぶことができます。

洗濯は自宅で。乾燥はコインランドリーを使うだけで、乾かす手間が一気に省けます。

気になるお値段は、乾燥のみだと10分100円なので量にもよりますが、30分程度、300円で乾かすことが可能!

どこのコインランドリーにしたらいいのか分からないという人は、実際に使った人の口コミが投稿されている、せんたくひつじをチェックしてみましょう。

せんたくひつじはこちらから

まとめ

じめじめとした梅雨は毎年訪れます。この時期を気持ちよく過ごすためにも、梅雨の時期に洗濯物を乾かすコツをつかみ、適度にコインランドリーを活用して上手に梅雨を乗り切りましょう。

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