梅雨の生乾き臭をなんとかしたい!部屋干しで気をつけたい6つのポイント

気象庁による梅雨入りが発表されると、いよいよ外干しから部屋干しをしなければいけない時期になります。この時期は洗濯物が乾きづらくどうしても部屋干しが多くなりますが、生乾き臭が残ってしまい「今年はなんとかしたい!」と思っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、梅雨の生乾き臭について、部屋干しで気をつけたいポイントを6つ紹介します。

生乾き臭の原因とは

そもそも生乾き臭とはどんなものなのでしょうか。なんとも言えない、あの嫌な臭いが洗濯物についてしまうとせっかく洗濯したのに気持ちがすっきりしません。 

生乾き臭の原因は、「モラクセラ菌」という細菌で、湿気を好み洗濯で落とし切れなかった皮脂や汗汚れについた雑菌が繁殖し、雑巾のような臭いを発生させます。 

洗濯物が乾かないことによる臭いではなく、落とし切れなかった汚れから時間の経過と共に雑菌が繁殖してしまっているのです。 

生乾き臭を防ぐためには、汗がついた衣類は放置せずすぐに洗濯すること。そして雑菌は水分を含んだ状態で5時間を経過すると繁殖することが分かっているため、洗濯したら早く乾かすことで雑菌の繁殖を抑えることができます。

毎日洗濯するのが理想ですが、難しい場合は、汗を乾かしてから洗濯機の中に入れるようにするだけでもOKなので、洗濯機に入れる前に意識するようにしましょう。

生乾き臭が出やすい素材と出にくい素材

生乾き臭は実は衣類の素材によって雑菌が繁殖しやすいものと、しにくいものがあります。生乾き臭が出やすい素材は、ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維を使ったものです。

化学繊維は早く乾くというイメージがありますが、その反面、汗を吸収しやすいという特徴もあるため、雑菌が繁殖しやすい素材になります。

逆に生乾き臭が出にくい素材は、綿やウールなどの天然素材です。初夏から夏にかけてTシャツを着る機会が増えますが、意外と天然素材で作られた衣類は、生乾き臭が出にくいのです。

そこで、生乾き臭が出やすい素材に着目して、部屋干し対策を意識するようにしましょう。

洗濯物が乾きやすい場所

急な雨や部屋干しをする時、いつも同じ場所に干していませんか?実は家の中にも洗濯物が乾きやすい場所があるのです。

それは、風が流れるリビングの中央や、換気扇がついた浴室。さらに階段の吹き抜けや日当たりが良い場所を選んで干すと洗濯物が乾きやすくなります。

いつも同じ場所に干している人は、この機会に家の中を流れる風に着目して、風通しが良い場所を選んで干すようにしましょう。

部屋干しをする時は、折り畳みが可能な洗濯物干しを活用して、サーキュレーターをあてると乾きやすくなります。

部屋干しで気をつけたい6つのポイント

梅雨の生乾き臭をつけないためには、部屋干しで6つのことに注意が必要です。

  1. 定期的に洗濯槽を除菌する
  2.  洗濯が終わったらすぐに干す
  3. 柔軟剤の入れ過ぎには要注意
  4. 抗菌効果が高いお酢や重曹を使用する
  5. お風呂の残り湯は洗濯だけ
  6. 干してから5時間以内が勝負

定期的に洗濯槽を除菌する

生乾き臭の原因は、雑菌なので定期的に洗濯槽も除菌して、きれいな状態をキープします。洗濯槽を除菌する頻度は1~2ヶ月に1回が理想ですが、梅雨は特に湿気から雑菌が繁殖しやすくなるので、1ヶ月に1回を目安に掃除をします。

洗濯槽を除菌する方法はというと、洗濯槽用のクリーナーを使いますが、クリーナーには殺菌力に優れている塩素系と、泡立ちが良くしつこい汚れにアプローチできる酸素系の漂白剤があります。

どちらもメリットとデメリットがあるので、両方使ってみて、値段や使いやすさを比較してみることをおすすめします。

洗濯が終わったらすぐに干す

洗濯は、終わってもタイミングによってすぐに干すことができません。しかし、少しでも生乾き臭をつけたくないなら、洗濯が終わったらすぐに干すことを意識します。

洗濯機をセットして、スマホのアラームで時間をセットしておけば、どこにいても洗濯が終わったことを把握できるのでおすすめ!

湿った状態を作らないためにも、終わったらすぐに干すことを実践しましょう。

柔軟剤の入れ過ぎには要注意

生乾き臭を柔軟剤の香りで隠そうとするあまり、柔軟剤を入れ過ぎてしまっている人も多いのではないでしょうか。

柔軟剤にも適量があり、入れ過ぎてしまうと吸水性が悪くなり余ってしまった成分が雑菌のエサになってしまうのです。

つまり、生乾き臭の原因となる雑菌を繁殖させる手助けになってしまうため、入れ過ぎは要注意!柔軟剤のキャップについているメモリを使って正しい量を入れるようにしましょう。

抗菌効果が高いお酢や重曹を使用する

生乾き臭対策を毎回続けるとなると大変な労力がかかります。そこで、生乾き臭の原因となる雑菌を繁殖させないため、抗菌効果が高いお酢や重曹も使ってみましょう。

使い方は簡単!いつものように洗濯機を回し、すすぎの時にお酢を大さじ2杯程度入れるだけです。

もちろん、お酢の臭いは洗濯物に移りません。

重曹には、消臭効果が期待できるので、洗濯前に入れるだけでOK!

重曹の使い方はというと、重曹は水に溶けにくいので40℃程度のぬるま湯を用意し10lに対して大さじ1杯が目安となります。

洗濯物の量に合わせて重曹を溶かし、後はいつものように洗剤を入れて洗濯機を回すだけです。

非常に簡単でしかもリーズナブルなので、一度お酢と重曹で確かめ違いを比較してみましょう。

お風呂の残り湯は洗濯だけ

洗濯をする時、お風呂の残り湯を活用している人も多いのではないでしょうか。しかし、残り湯には皮脂汚れが残っているため、使うタイミングが非常に重要になってきます。

洗濯機の通常コースでは洗って排水、脱水してすすぎ、排水してもう一度すすぎ、最後に脱水という流れが一般的です。つまり、すすぎは2回行うので、洗濯して最初のすすぎだけお風呂の残り湯を使い、2回目のすすぎには水道水を使うのがベスト! 

洗濯コースを設定している場合には、お風呂の残り湯をどの流れで使うか設定ができるので、見直してみましょう。

干してから5時間以内が勝負

生乾き臭の原因となるのは、「モラクセラ菌」という雑菌です。この細菌は水分を含んだ状態で5時間経過すると爆発的に増殖することが分かっています。

そこで、洗濯が終わったらすぐに干し、5時間以内に乾かすことを意識しましょう。

例えば、午後に洗濯をしていた人は、時間を早めて午前中に洗濯機を回すと、風通しが良い場所を選べば十分乾かすことができます。

また、洗濯して2時間ほど経過したら、洗濯物の位置を変えて、湿っている部分を風に当てるようにするなどの工夫が必要です。

洗濯が終わってから5時間以内が勝負と捉えて、上手に時間を見ながら洗濯物を乾かしましょう。

生乾き臭対策にはコインランドリーの乾燥機能がおすすめ

梅雨は5月の下旬から7月の中旬まで約1ヶ月続きます。毎日洗濯機を回さないにしても、洗濯機を回す時間や、干す場所、干し方に細心の注意を払わなければいけません。

しかし、気を使っていても、生乾き臭が残ってしまったらテンションが下がってしまうものです。

そこで、家事の息抜きにコインランドリーの乾燥機能を使ってみましょう。

コインランドリーでは洗濯から乾燥と、洗濯のみ、そして乾燥のみと作業が選べます。乾燥機能だけなら。10分で100円なので、30分回したとしても300円で家事の負担を減らすことができるのです。

梅雨の時期は、無理をしないでコインランドリーを選ぶ人も増えているので、ぜひチェックしてみましょう。

せんたくひつじでは、利用した方の口コミも掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

毎年梅雨になると、洗濯をするのが憂鬱になっていた人も、今年はコインランドリーの乾燥機能を利用して、ふんわり柔らか仕上げを体験してみませんか?コインランドリーでは高温の熱風で空気を含ませながら乾かすのでふんわり仕上がります。ぜひ活用してみてください。

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