夏に大活躍した冷感パッド・シーツ類およびタオルケットの洗い方

夏は冷感パッドにシーツ、そしてタオルケットなど意外とたくさんの寝具を使います。毎日使うものだけに、お洗濯の方法が気になるという方も多いのではないでしょうか。ここでは、夏に大活躍した冷感パッドにシーツ、そしてタオルケットの洗い方について紹介します。 

洗濯表示の見方

洗濯方法を紹介する前に、衣類や寝具には洗濯表示がついているのをご存じですか?洗濯表示とは、衣類や寝具を傷めず長持ちさせるために、素材に合わせた洗濯の仕方が明記されています。

日本では、日本の工業規格に基づき定められていましたが、各国で作られた衣類が世界に流通したことにより、2016年に世界共通の国際規格に変更されました。

今まで洗濯表示を確認していなかったという人も、分かりやすくなった洗濯表示を見てお洗濯に活用しましょう。洗濯表示は5つの基本記号と不可記号で判断することになりますが、記載されている内容は以下をご覧ください。

家庭洗濯漂白タンブル乾燥自然乾燥アイロンクリーニング
  • 40℃限度洗濯機(標準)
  • 30℃限度洗濯機(弱)
  • 40℃限度手洗い
  • 家庭洗濯NG
  • 漂白OK
  • 酵素系OK
  • 塩素系NG
  • 漂白NG
  • 高温80℃まで
  • 低温60℃まで
  • タンブル乾燥NG
ひなた・日陰
  • つり干し
  • 濡れつり干し
  • 平干し
  • 濡れ平干し
  • 高温200℃まで
  • 中温150℃まで
  • 低温110℃まで※スチームなし
  • アイロンNG
  • ドライクリーニング通常処理
  • 石油系溶剤ドライクリーニング弱い処理
  • ウェットクリーニング非常に弱い処理
  • ドライクリーニングNG
  • ウェットクリーニングNG

参考:消費者庁

これらの洗濯表示を見て、洗濯機で洗えるかどうかと洗剤の種類、乾燥機を併用する人は、乾燥機を使えるかどうかを確認します。

乾燥方法も記載されているので、生乾きにならないように上手に干します。全世界共通の洗濯表示の見方を知っていると、衣類はもちろん、寝具や小物までお手入れができます。

冷感パッドやシーツ、そしてタオルケットはそれぞれ素材が異なるので、洗濯表示を見て洗濯方法を確認するようにしましょう。

冷感パッドの洗い方

冷感パッドは素材がポリエステルやナイロン、コットンやリネンなどさまざまな種類があります。

洗濯機で洗う場合には上記で紹介した洗濯表示を確認し、汚れがある場合は、汚れた面を外側にして山折りと谷折りを交互に繰り返した蛇腹折にして洗濯機に入れて回します。

洗濯と脱水が終わったら、風通しの良い場所に干して自然乾燥させます。

シーツの洗い方

シーツには、ほこりや髪の毛、汚れなどがついています。洗濯する前に汚れは取り、取れない場合は粘着クリーナーであらかじめ取っておき下準備をします。

ある程度汚れを取ったら、洗濯表示を確認し汚れた面を外側にして山折り谷折りの蛇腹折にし、洗濯ネットに入れます。洗濯ネットは、シーツやタオルケットの洗濯で使用するので、家族の人数分用意しておくと良いでしょう。

洗濯ネットはシーツが入る大きさのものでも100均で購入することができます。 

洗濯機が使えない場合は、湯船の残り湯を利用して足で踏み洗いをしましょう。脱水したら、生地が重ならないように広げて干します。

タオルケットの洗い方

タオルケットもシーツと同様、洗濯が可能かどうか表示を確認します。

汚れた面を下にして山折りと谷折りの蛇腹に折って洗濯ネットに入れます。タオルケットは1枚1㎏程度なので、他の衣類と一緒に洗濯できます。その際、タオルケットを洗濯機の一番下に入れると洗浄力が高いため汚れを落とすことができます。

脱水したら、生地が重ならないように広げて干します。干し方は物干し竿を2本使いM字にかける干し方と、ハンガーの上にタオルケットをかけて干すA字干しがあります。

どちらも空気に触れるように広げて干すようにしましょう。

洗濯する頻度は?

夏場に使う冷感パッドやシーツ、タオルケットは寝汗や皮脂汚れがつくので、1週間に1回程度洗うのが理想です。

寝汗や皮脂汚れはダニやカビの温床になってしまい、変色や臭いの原因にもなってしまいます。 

「毎週はちょっと大変…」という方や、「まとめてきれいにしたい」という方には、宅配クリーニングを利用するのもおすすめ。自宅から手軽に出せて、プロの技でしっかり仕上げてもらえるので、忙しい方や丁寧にケアしたい方にはぴったりの選択肢です。

まとめ

冷感パッドやシーツ、タオルケットは、夏の間に汗や皮脂をしっかり吸収しているため、定期的に洗って清潔を保ちたい寝具です。それぞれの素材に合わせた洗濯表示を確認し、正しい方法で丁寧に洗うことで、快適な使い心地を長くキープすることができます。干すときも風通しを意識して、生乾きや臭いを防ぐ工夫が大切です。お手入れのひと手間で、夏の寝具をより清潔に、心地よく使い続けられますよ。

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