日常生活の中では、キッチンにトイレ、浴室などあらゆる場面でタオルを使います。
でも、どれくらいの頻度でタオルを洗ったらいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、タオルを洗う頻度と洗い方や干し方のポイントについて徹底解説します。
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タオルを洗う頻度
タオルはできれば毎日洗うのがベストですが、難しい場合は2日に1回は洗うようにしましょう。
なぜならタオルには、水分や皮脂汚れがついているため、カビの原因となる細菌が増え、臭いや黒ずみの原因になってしまうためです。
毎日洗うのが難しい場合は、交換するだけでもOK!まとめて洗濯すれば良いので、交換して湿気がタオルにこもらないように乾燥させてから洗濯機に入れるようにしましょう。
バスタオルを洗う頻度
タオルと同じように洗濯の頻度について迷うのがバスタオルです。バスタオルの洗う頻度はというと、タオルと同じで毎日もしくは2日に1回は洗濯します。
バスタオルは1人1枚か、それとも家族で共有するのかは、非常に難しい部分です。しかし、どのような使い方をしたとしても、ハンガーにかけてその都度乾燥させるようにすることが重要なポイントです。
トイレやキッチンのタオルは、タオル掛けにかけてあるので、拭いた後でも自然乾燥ができます。しかしバスタオルは専用のタオル掛けがないと湿気が残ってしまうので、水分が残らないようバスタオルハンガーを作り、使ったらかけることを習慣化させましょう。
タオルを洗う時のポイント
タオルを洗うポイントは6つあります。見落としがちな点もあるのでひとつずつチェックしていきましょう。
- 洗濯機は7割を目安に
- 水の量は多め
- 洗剤は量って入れる
- 柔軟剤は使用する頻度が大事
- 臭いが気になる時は酸素系漂白剤を使う
- 脱水後はすぐに干す
洗濯機は7割を目安に
タオルを洗う場合、まとめて洗濯機を回した方が楽ですが、量が多過ぎると汚れが落ちない他、タオルの繊維を痛めてしまうため、ゴワゴワになってしまいます。
拭いた時の手触りを大切にしたいなら、洗濯機で洗う場合は7割を意識して洗うようにしましょう。
水の量は多め
洗濯の量は少なめを意識しますが、水はタオルや他の衣類がぶつからないように、多めの水を使うのも重要なポイントです。
洗濯機では重量を量り、それに応じて自動で水量が決まりますが、ここでひと手間かけて水の量を多めにしましょう。
水流の中で汚れが落とされ、繊維がからまずにしっかり洗濯することができます。
洗剤は量って入れる
洗濯機を使う際に、重さを量り水位もしくはkg数で表示されます。液体洗剤ならキャップ。粉末洗剤ならスプーンで洗剤を計量しますが、おおよそこれくらいと適当に入れている人も少なくありません。
ここで重要なポイント!洗濯物の重さによって洗剤の量をきちんと量るという点です。
これは、洗剤の量と洗浄力が比例していないためです。洗剤が多すぎるとすすぎに時間がかかってしまい、電気代や水道代にコストがかかってしまいます。
逆に洗剤が少な過ぎると洗浄力が弱くなり、汚れが落ちないためです。
洗剤の種類には、液体と粉末以外に第三の洗剤や濃縮タイプなどがあります。使用量の表示を確認し、重さや水位に合わせた量を入れるようにしましょう。
柔軟剤は使用する頻度が大事
柔軟剤は洗濯する時の必須アイテムの一つです。柔らかく仕上がり、香り選びにこだわっている人も多いのではないでしょうか。
しかし、柔軟剤の使い方ですが、実は使う頻度にポイントがあるのをご存じですか?
柔軟剤は柔らかく仕上げてくれますが、一方で吸水性が低くなってしまうという一面もあるため、タオルに柔軟剤を使うのは、毎回ではなく、ごわごわしてきた時に使うのが理想的です。
回数にすると、10回の洗濯に1回の割合で柔軟剤を使うのが理想です。
タオルだけを洗濯するという訳にはいかないので、他の衣類と一緒に洗う時には、タオルを分けて洗い、衣類には柔軟剤を使うという方法が理想です。
柔軟剤の香りに癒されるという人も多いかもしれませんが、タオルを洗う時には柔軟剤は10回に1回程度と決めて使うようにしましょう。
臭いが気になる時は酸素系漂白剤を使う
タオルを洗濯しても臭いが気になるという人は、タオルの繊維に付着している菌が原因なので、酸素系の漂白剤を使用します。
使い方はというと、酸素系の漂白剤を40℃〜50℃のお湯に入れてかき混ぜます。その中にタオルを浸し20分程度つけおきした後、すすぎ洗いをして干します。
20分以上つけてしまうと、タオルの繊維を痛めてしまうのでタイマーでセットして時間になったら取り出してすすぎます。
その後脱水して干せば臭いの元となる菌を除菌しているので、臭いが気になりません。
毎日使うものだからこそ、定期的に酸素系漂白剤を使って、タオルのケアも取り入れてみましょう。
脱水後はすぐに干す
脱水後は、とにかく早く干して水分をタオルに溜め込まないのが重要なポイントです。
乾いた後に畳みやすいよう、しわを伸ばして一枚一枚、形や長さに応じて空気の通り道を考えながら干します。
干し方次第で、乾き方も変わってくるので、空気が入りやすい道を作りながら干していきましょう。タオルの乾かし方については次の章で詳しく解説します。
タオルを早く乾かす干し方
タオルを早く乾かすポイントは以下の3つです
- 上下に振って水分を飛ばす
- 繊維を整えて干す
- 空気の通り道を考えて干す
上下に振って水分を飛ばす
なるべく早くタオルに含まれている水分を飛ばすため、上下に振ってからピンチハンガーにつけます。
水分の飛ばし方はというと、脱水の時に強い遠心力がかけられているので、軽く振って形を整える程度でOK!降り過ぎは繊維を潰してしまいごわつきの原因になってしまうので、優しく上下に振ります。
繊維を整えて干す
脱水で圧力が加わったタオルをほどき、上下に振ったら、次は繊維を整えて干します。
タオルの両端を持って、形を整えてから干すと畳みやすくもなります。
タオルには縦と横に繊維が入っているので、上下に振った後、横にも伸ばして形を整えるのがポイントです。
空気の通り道を考えて干す
形を整えたら、次はタオルの長さを見ながら、空気の通り道を作るように干していきます。
長いタオルは外側、短いタオルは内側にするとアーチ干しといって空気が入りやすく乾きやすい干し方になります。
また、アルファベットのVやMも空気が入り込みやすい干し方になるので、タオルの干し方についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
乾かし過ぎはゴワゴワになってしまうので要注意
洗濯物がカラッと乾くと気持ちが良いものですが、タオルは乾かし過ぎてしまうと、繊維がもろくなってしまい、ごわごわになってしまいます。
洗った後でも硬い仕上がりになってしまうので、過度な乾燥は避けましょう。
肌触りにこだわるならコインランドリーがおすすめ
キッチンや洗面所、バスタオルなど家族が多ければ多いほど、タオルを洗濯する頻度や枚数が増えていきます。
タオルを顔にあてた時や手を拭いた時の感触を大事にしたいなら、コインランドリーの乾燥機能がおすすめです。
もちろん洗濯から乾燥まで何枚でも1回で洗濯でき、大型のドラムの中では熱風をあてて乾かすので、繊維の間に空気が入り込み、仕上がりはふわふわに!
衣類は自宅で、タオルはコインランドリーと使い分けている人もいます。
せんたくひつじでは、乾燥のみなら20分から30分程度。清潔な店内で無料のWi-Fiにつないで、動画タイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
タオルの干し方には、注意点やポイントがたくさんあります。毎日使うものだからこそ、これらのポイントを抑えて、効率よく家事を済ませたいものですよね。時間がない時や少し家事をお休みしたいという時には、コインランドリーを上手に活用してリフレッシュする時間を確保しましょう。
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