秋冬に向けてラグを敷き替えるとき、去年しまったカーペットの汚れやにおいが気になることはありませんか。大きくて重いカーペットは自宅で洗うのも一苦労で、かといって業者に頼むといくらかかるのか見当がつきません。この記事では、カーペットのクリーニング料金相場をサイズ別に整理し、専門業者・宅配・コインランドリー・自宅洗いの4つの選択肢を費用と手間の面から比較します。自宅で洗えるかどうかの見分け方もあわせて解説します。
カーペットのクリーニング料金は、面積(畳数)で決まるのが基本です。素材や汚れの程度によって加算されることもありますが、まずは大まかな目安を押さえておきましょう。
| サイズ | 寸法の目安 | 料金の目安 |
|---|---|---|
| 1畳 | 約90×180cm | 3,000〜5,000円前後 |
| 2畳 | 約180×180cm | 4,000〜7,000円前後 |
| 3畳 | 約180×270cm | 6,000〜10,000円前後 |
| 4.5畳 | 約260×260cm | 8,000〜14,000円前後 |
| 6畳 | 約260×350cm | 10,000〜18,000円前後 |
これらはあくまで目安で、業者や地域によって幅があります。ウール・シルクなどの天然素材や手織りの絨毯は、専門的な扱いが必要になるため割増料金が設定されている場合があります。また、防ダニ加工・防汚加工といったオプションや、往復の送料・集荷の出張費が別途かかることも少なくありません。見積もりを取るときは「加工料と送料込みの総額はいくらか」を確認しておくと、あとから金額が変わる心配が減ります。
カーペットをきれいにする方法は、大きく4つあります。それぞれ費用と手間のバランスが違うため、汚れ方とサイズに合わせて選ぶのが現実的です。
| 方法 | 費用の目安(3畳程度) | 手間 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| 専門業者(持ち込み・出張) | 6,000〜10,000円前後 | 持ち運びまたは日程調整が必要 | ウール・大判・高価な絨毯 |
| 宅配クリーニング | 6,000〜12,000円前後(送料込みの場合あり) | 梱包して発送するだけ | 近所に対応業者がないとき |
| コインランドリー | 1,500〜2,500円前後 | 持ち運びと待ち時間が必要 | 洗濯機で洗える表示のあるラグ |
| 自宅で洗う | 洗剤代のみ | 干す場所と乾燥時間の確保が必要 | 1畳程度までの薄手のラグ |
費用だけを見ればコインランドリーや自宅洗いが有利ですが、洗える製品かどうかという条件が付きます。逆に、ウールの絨毯や滑り止め加工付きの厚手ラグは、無理に水洗いすると縮みや型崩れにつながる場合があるため、費用がかかっても専門業者に任せたほうが結果的に安く済むことがあります。コインランドリーを使う場合の機械選びや時間配分は、洗濯物がフワフワに!コインランドリーの賢い使い方も参考になります。
判断のよりどころは、製品に付いている洗濯表示です。桶のマークが付いていれば家庭で洗濯できる可能性が高く、桶に×が付いていれば家庭洗濯はできません。表示がない、あるいは読み取れない場合は、素材と構造から判断します。
ゴム引きの滑り止めは、水と熱でひび割れたりベタついたりする場合があります。ウレタン入りのラグも、乾くまでに時間がかかって内部に湿気が残りやすく、においやカビの原因になることがあります。洗濯表示の記号の意味は洗濯表示の見方【図解】5つの基本記号と付加記号の意味一覧で確認できます。
自宅やコインランドリーで洗う場合は、洗濯槽の中でカーペットが広がらないようロール状に丸め、大型の洗濯ネットに入れると、生地への負担と型崩れを抑えやすくなります。
手洗いで対応するときの具体的な手順は、カーペットを自宅できれいにするポイントと洗い方。洗濯機と手洗い編で詳しく紹介しています。
カーペットの自宅洗いでつまずきやすいのは、洗うことよりも乾かすことです。厚みのある製品は水を含むと想像以上に重くなり、物干し竿1本に掛けると折れ目の部分が乾きにくくなります。竿を2本使ってM字型に掛けるか、平らな場所に広げて風を通すと、乾燥時間を短縮しやすくなります。天気の良い日の午前中に洗い始め、途中で裏返して両面に風を当てるのがコツです。生乾きのまま部屋に敷くと、においやカビにつながることがあるため、完全に乾いたことを確認してから使いましょう。乾燥に不安がある場合は、大型の乾燥機が使えるコインランドリーに持ち込む方法もあります。
カーペットは毎日踏まれるうえ、食べこぼしやほこり、皮脂汚れが少しずつ蓄積します。丸洗いは年1回、季節の変わり目に行うのが一つの目安です。ペットがいる家庭や小さなお子さんがいる家庭では、年2回に増やすと清潔さを保ちやすくなります。
もっとも合理的なのは、使い終わってしまう前のタイミングです。汚れを残したまま長期間しまうと、シミが定着したり、においが移ったりすることがあります。逆に、これから敷くカーペットを前のシーズンに洗っていない場合は、敷く前に洗っておくと気持ちよく使えます。9月から10月にかけては業者の受付が比較的落ち着いている時期で、繁忙期に比べて納期が読みやすい傾向があります。
丸洗いの間隔をあけるコツは、日常のケアです。掃除機は毛並みに逆らう方向からゆっくりかけるとほこりが取れやすく、飲みものをこぼしたときはこすらず、乾いた布で上から押さえて水分を吸い取ります。晴れた日に裏返して風を通すだけでも、湿気がこもりにくくなります。
カーペットのクリーニング料金相場は、3畳サイズで6,000〜10,000円前後、6畳サイズで10,000〜18,000円前後が目安です。洗濯表示に家庭洗濯可のマークがあればコインランドリーや自宅洗いで費用を抑えられますが、ウールやゴム引きの製品は専門業者に任せたほうが安心です。丸洗いは年1回、季節の入れ替え時期に検討してみてください。
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